ブランドトレーサビリティ
ブランドトレーサビリティとは?
ブランドトレーサビリティとは私が作った造語である。
ブランドのトレースをすること、すなわちそのブランド商品の購買の履歴をトレースすることにより、その商品を購入したお客様とメーカを結びつけて、よりいっそうその商品のブランドの価値、購買、お客様の満足度を高めていきたいという気持ちから、ブランドトレーサビリティと言う造語を命名した。
この造語自体は、あまり適切な表現ではないかもしれないが、その意図するものをうまく実行できたならば、そのブランド商品を販売するメーカ、お店、そしてそのブランド商品を購入、利用するお客様に対して特別な効果を与えることが出来ると感じている。
世の中には数多くのブランド商品が存在し、その商品を高額で買い求める消費者がいる。それは物であったりサービスであったり、価値であったり。ここではすべてのもを取り扱いため、すべてのブランドをターゲットにしている。
ブランドと呼ばれるものは、高級感が溢れるものが多いが、そのブランドを雄買い求めたお客のすべてが、その価値に満足しているのであろうか?
まず、ブランド商品が物の場合は、その商品の価値によりある程度の満足度は選られるだろうと思う。
しかしながら、ほとんどのブランド商品においては、お客様はそのブランドメーカーのことは良く存じていても、メーカー、お店は誰がその商品を購入したのか?だれがその商品を使っているのかまるでわからないブランドメーカ、店舗がほとんどである。
つまり、お客様がそのブランドに一方的に片思いしてて、ブランド側からはそのお客様の存在すら見えないわけである。
これでは、お客様はその商品に強い思い入れを持っていても、それを作る、売るメーカ、店舗は、そのお客様のことをまるで無視しているに等しい。
このお客様からメーカーへの一方通行の思い入れが、もし長く続くならば今ある高級ブランドも徐々に価値が薄れていくのではないかと考えている。
実は私もそう考える1人である。
あるブランド商品を買えば、当然そのブランドを買った記録はお店に残っているだろうと思うし、車を買えばその車の車検やサービスは常に教えてくれるもんだと思ってる。
そして高級なホテルに泊まれば、次回そのホテルに泊まったならば、何らかの記録が残っていて、自分に見合ったサービスを提供してくれるのではないかと考えている。
実はそれらのサービスは、現在でも当然のように実行されているメーカも多い。
たとえば車などは当然のようにナンバー登録や車検制度があり、カーディーラーにそれらの記録は蓄積されDMや電話連絡等に有効利用されている。
高級ホテルでは、その宿泊者の好みや履歴を残しておき、次回のご利用時のサービス向上に努めているところもある。
当然何百万もする車やサービスを重視するホテルは、それが当たり前のように行なわれてるところも多いのだが、ちょっとしたブランド品やサービスはどうであろうか?
カーディーラーや高級ホテルのように高額のシステムに開発をかけて情報処理するのが簡単に出来ない中小ブランドやメーカーも多い。
そして、中小メーカーがこれを行ったとしても、中小メーカーの数だけサイトが存在することになり不効率である。
これらを単独メーカ、単独店舗、サービスにおいて行なうのではなく、ある一定基準を満たすブランドメーカの複数参加させ、共通のシステム管理を行い、お客様にも一箇所のサイトで複数のブランド品を管理できるASP的なシステム開発が必要である。
また、このブランドトレーサビリティの考え方には、一から新しいブランドを育成したいとも考えている。
一弱小のブランドメーカーが最初から有名になったり、最初から多額の資金を投じてシステムを構築することは至難の業である。
しかしながら、ブランドを大事にし、その購入したお客様を大事にすることにより、そのブランドの価値は高まりおのずと高級感を増して行く。
ブランドトレーサビリティシステムを複数のブランドメーカで共有し、お互いにそのブランド価値を高めることにより、そのシステムに所属しているブランドメーカーそれぞれの価値が増していく。
そのサイトにそのブランドが登録されることにより高級ブランドとして認識される時代が来るであろう。
お店で売られている商品は、食料品から雑貨、日用品、ブランド商品にいたるまであらゆる商品が取り扱われている。
それを買い求めるお客はかなりの数になり、そのお客の過去をそれを把握したり束ねたりすることはなかなかすぐに出来るのもではない。
しかしながら、このコンピュータ、インターネットが普及した中で、 それを行なうことはそれほど難しいことではない。
各社がばらばらでワントゥーワンマーケッティングに乗り出すのではなく、ブランドトレーサビリティのポータルサイトのようなものを作成し、複数のブランドメーカーが一堂に集まりユーザーに対する共通のサービスを提供することが今後の課題だと考える。
「ブランドトレーサビリティ」、ひとつのキーワードとしてここに記す。
ブランドトレーサビリティとは私が作った造語である。
ブランドのトレースをすること、すなわちそのブランド商品の購買の履歴をトレースすることにより、その商品を購入したお客様とメーカを結びつけて、よりいっそうその商品のブランドの価値、購買、お客様の満足度を高めていきたいという気持ちから、ブランドトレーサビリティと言う造語を命名した。
この造語自体は、あまり適切な表現ではないかもしれないが、その意図するものをうまく実行できたならば、そのブランド商品を販売するメーカ、お店、そしてそのブランド商品を購入、利用するお客様に対して特別な効果を与えることが出来ると感じている。
世の中には数多くのブランド商品が存在し、その商品を高額で買い求める消費者がいる。それは物であったりサービスであったり、価値であったり。ここではすべてのもを取り扱いため、すべてのブランドをターゲットにしている。
ブランドと呼ばれるものは、高級感が溢れるものが多いが、そのブランドを雄買い求めたお客のすべてが、その価値に満足しているのであろうか?
まず、ブランド商品が物の場合は、その商品の価値によりある程度の満足度は選られるだろうと思う。
しかしながら、ほとんどのブランド商品においては、お客様はそのブランドメーカーのことは良く存じていても、メーカー、お店は誰がその商品を購入したのか?だれがその商品を使っているのかまるでわからないブランドメーカ、店舗がほとんどである。
つまり、お客様がそのブランドに一方的に片思いしてて、ブランド側からはそのお客様の存在すら見えないわけである。
これでは、お客様はその商品に強い思い入れを持っていても、それを作る、売るメーカ、店舗は、そのお客様のことをまるで無視しているに等しい。
このお客様からメーカーへの一方通行の思い入れが、もし長く続くならば今ある高級ブランドも徐々に価値が薄れていくのではないかと考えている。
実は私もそう考える1人である。
あるブランド商品を買えば、当然そのブランドを買った記録はお店に残っているだろうと思うし、車を買えばその車の車検やサービスは常に教えてくれるもんだと思ってる。
そして高級なホテルに泊まれば、次回そのホテルに泊まったならば、何らかの記録が残っていて、自分に見合ったサービスを提供してくれるのではないかと考えている。
実はそれらのサービスは、現在でも当然のように実行されているメーカも多い。
たとえば車などは当然のようにナンバー登録や車検制度があり、カーディーラーにそれらの記録は蓄積されDMや電話連絡等に有効利用されている。
高級ホテルでは、その宿泊者の好みや履歴を残しておき、次回のご利用時のサービス向上に努めているところもある。
当然何百万もする車やサービスを重視するホテルは、それが当たり前のように行なわれてるところも多いのだが、ちょっとしたブランド品やサービスはどうであろうか?
カーディーラーや高級ホテルのように高額のシステムに開発をかけて情報処理するのが簡単に出来ない中小ブランドやメーカーも多い。
そして、中小メーカーがこれを行ったとしても、中小メーカーの数だけサイトが存在することになり不効率である。
これらを単独メーカ、単独店舗、サービスにおいて行なうのではなく、ある一定基準を満たすブランドメーカの複数参加させ、共通のシステム管理を行い、お客様にも一箇所のサイトで複数のブランド品を管理できるASP的なシステム開発が必要である。
また、このブランドトレーサビリティの考え方には、一から新しいブランドを育成したいとも考えている。
一弱小のブランドメーカーが最初から有名になったり、最初から多額の資金を投じてシステムを構築することは至難の業である。
しかしながら、ブランドを大事にし、その購入したお客様を大事にすることにより、そのブランドの価値は高まりおのずと高級感を増して行く。
ブランドトレーサビリティシステムを複数のブランドメーカで共有し、お互いにそのブランド価値を高めることにより、そのシステムに所属しているブランドメーカーそれぞれの価値が増していく。
そのサイトにそのブランドが登録されることにより高級ブランドとして認識される時代が来るであろう。
お店で売られている商品は、食料品から雑貨、日用品、ブランド商品にいたるまであらゆる商品が取り扱われている。
それを買い求めるお客はかなりの数になり、そのお客の過去をそれを把握したり束ねたりすることはなかなかすぐに出来るのもではない。
しかしながら、このコンピュータ、インターネットが普及した中で、 それを行なうことはそれほど難しいことではない。
各社がばらばらでワントゥーワンマーケッティングに乗り出すのではなく、ブランドトレーサビリティのポータルサイトのようなものを作成し、複数のブランドメーカーが一堂に集まりユーザーに対する共通のサービスを提供することが今後の課題だと考える。
「ブランドトレーサビリティ」、ひとつのキーワードとしてここに記す。

- [2007/10/15 19:11]
- 流通業とweb2.0 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
本日、新製品プレス発表
本日、新製品プレス発表
構想としては2年ぐらい前からあって
やっと昨年の春以降から開発し始めた商品が完成し
本日プレス発表となった。
ここ数日このプレス発表のために頭がフル回転
忙しいと言うより、よくここまで頭が回るもんだと自分でも感心。
そして少々お疲れ気味
「TenpoVisorPOS」(テンポバイザーポス)
今までにまだ無い、新しい形のPOSシステムだ。
これからうちの会社の大きな柱になる予定。

簡単に言ってしまうと、ASP型簡易WEBPOSシステム
もっと簡単に言ってしまうと、インターネットのブラウザを使ったPOSシステムだ。
インターネットを使って売上、商品、在庫、顧客が本部でリアルに見える。
そして激安 ←これは断言してもいい・・
流通業やシステム関連で無い方にはわかりずらいが
お店を経営している者にとって、お店の売上はPOSで上げる。
これが一店舗であれば何も問題は無いが、複数店舗の場合
本部は各店舗の売上や、在庫や顧客の情報集計に翻弄される。
遅れてるところだとFAXで売上を本部に送ったり
本部では各店舗の在庫を把握できなかったり
各店舗でバラバラな顧客管理をしてたり・・・
システム統合して全店ネットで繋げばいいじゃないかと思われるが
予算を考えると莫大な費用がかかる。
ショッピングモールなどは、モール側指定のPOSを使わざるおえないため
各店バラバラなメーカPOSを入れてしまってるのが実情だ。
あまり、難しい話は抜きにして、
このバラバラなお店の情報を、パッと繋いで
本部とお店の情報を共有させてしまおうと言うのが
今回の新しい商品のコンセプトだ。
そしてこんなに安くて便利なシステムは他には無い。← またまた断言
使ってもらって、お店の売上が伸びればうれしい限りだ
前回の新しい商品発表からはや4年。
一つ一つの商品開発は、時間がかかる地味な仕事だ。
毎度のことではあるが、新しい商品を開発して作るには手が掛かる。
企画、マーケッティング、設計、開発、テスト、資料・広告作成等々
でも、今日が出発点であって、ゴールではない。
今日はこれから新商品発表の決起大会。
といっても、社員で集まる単なる飲み会だけど、
お酒はあまり飲まない口だが、少し酔うとうるさい事言ってしまいそうだな。
今日はあまり私を酔わさないで・・・、
構想としては2年ぐらい前からあって
やっと昨年の春以降から開発し始めた商品が完成し
本日プレス発表となった。
ここ数日このプレス発表のために頭がフル回転
忙しいと言うより、よくここまで頭が回るもんだと自分でも感心。
そして少々お疲れ気味
「TenpoVisorPOS」(テンポバイザーポス)
今までにまだ無い、新しい形のPOSシステムだ。
これからうちの会社の大きな柱になる予定。

簡単に言ってしまうと、ASP型簡易WEBPOSシステム
もっと簡単に言ってしまうと、インターネットのブラウザを使ったPOSシステムだ。
インターネットを使って売上、商品、在庫、顧客が本部でリアルに見える。
そして激安 ←これは断言してもいい・・
流通業やシステム関連で無い方にはわかりずらいが
お店を経営している者にとって、お店の売上はPOSで上げる。
これが一店舗であれば何も問題は無いが、複数店舗の場合
本部は各店舗の売上や、在庫や顧客の情報集計に翻弄される。
遅れてるところだとFAXで売上を本部に送ったり
本部では各店舗の在庫を把握できなかったり
各店舗でバラバラな顧客管理をしてたり・・・
システム統合して全店ネットで繋げばいいじゃないかと思われるが
予算を考えると莫大な費用がかかる。
ショッピングモールなどは、モール側指定のPOSを使わざるおえないため
各店バラバラなメーカPOSを入れてしまってるのが実情だ。
あまり、難しい話は抜きにして、
このバラバラなお店の情報を、パッと繋いで
本部とお店の情報を共有させてしまおうと言うのが
今回の新しい商品のコンセプトだ。
そしてこんなに安くて便利なシステムは他には無い。← またまた断言
使ってもらって、お店の売上が伸びればうれしい限りだ
前回の新しい商品発表からはや4年。
一つ一つの商品開発は、時間がかかる地味な仕事だ。
毎度のことではあるが、新しい商品を開発して作るには手が掛かる。
企画、マーケッティング、設計、開発、テスト、資料・広告作成等々
でも、今日が出発点であって、ゴールではない。
今日はこれから新商品発表の決起大会。
といっても、社員で集まる単なる飲み会だけど、
お酒はあまり飲まない口だが、少し酔うとうるさい事言ってしまいそうだな。
今日はあまり私を酔わさないで・・・、

- [2007/02/15 18:31]
- 流通業とweb2.0 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
新しい商品の機種選定
現在、新しい商品を開発中。
その過程において、省スペースのノートPCを拝見した。
会社に来られたのは工人舎の営業部長の佐藤氏、
工人舎の名前は最近ネット上でちょくちょく見かけてる。
工人舎のSAシリーズ
大きさはA5サイズのマイクロボディーで960g、
東芝のLibrettoやソニーのバイオUに近い。
しかし東芝、ソニーと何よりも異なってるのが価格である。
LibrettoやバイオUだと最低15~20万円はくだらない。
それが¥89800、約9万円で購入できる。
それほどスペックは高くはないが
7インチの液晶にAMD800Mhzクロック、512MBメモリ、HDD40GB
無線LAN、Bluetooth、有線LAN、USB×2、CF、SD
画面は800×480ドットで決して大きくないが明るい。

新しい企画で欲しかったのは省スペースPC
そして多くのお店で使ってもらうため低価格で使い勝手がいいこと。
少し大きめのノートPCを検討していたため希望にぴったりだ。
佐藤氏の話に、聞き入ってた。
工人舎は2004年にソーテックが外資系の傘下に入った際
その技術者が抜けて作った会社とのこと。
佐藤氏の話には商品を作るこだわりがあり、うちのコンセプトとも似ている。
この値段で商品を出せる秘話も教わった。
結論から言うと、会社があまり大きくなく、ニッチなマーケットを狙ったから
安く出せるんじゃないかなって気がした。
そこもうちによくに似てる。
うーん、この商品、私も個人的に欲しいかも。
新しく開発する商品とセットで売り出してみたいな。
その過程において、省スペースのノートPCを拝見した。
会社に来られたのは工人舎の営業部長の佐藤氏、
工人舎の名前は最近ネット上でちょくちょく見かけてる。
工人舎のSAシリーズ
大きさはA5サイズのマイクロボディーで960g、
東芝のLibrettoやソニーのバイオUに近い。
しかし東芝、ソニーと何よりも異なってるのが価格である。
LibrettoやバイオUだと最低15~20万円はくだらない。
それが¥89800、約9万円で購入できる。
それほどスペックは高くはないが
7インチの液晶にAMD800Mhzクロック、512MBメモリ、HDD40GB
無線LAN、Bluetooth、有線LAN、USB×2、CF、SD
画面は800×480ドットで決して大きくないが明るい。

新しい企画で欲しかったのは省スペースPC
そして多くのお店で使ってもらうため低価格で使い勝手がいいこと。
少し大きめのノートPCを検討していたため希望にぴったりだ。
佐藤氏の話に、聞き入ってた。
工人舎は2004年にソーテックが外資系の傘下に入った際
その技術者が抜けて作った会社とのこと。
佐藤氏の話には商品を作るこだわりがあり、うちのコンセプトとも似ている。
この値段で商品を出せる秘話も教わった。
結論から言うと、会社があまり大きくなく、ニッチなマーケットを狙ったから
安く出せるんじゃないかなって気がした。
そこもうちによくに似てる。
うーん、この商品、私も個人的に欲しいかも。
新しく開発する商品とセットで売り出してみたいな。

- [2007/01/31 18:43]
- 流通業とweb2.0 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007年今年の抱負
年始から
年始の朝礼にて、2007年今年の抱負を述べた。
今年のテーマは、「POS&Web2.0」
会社の今後のコンセプトは「街、人、店、商品の融合」
そしてそのキーワードは「コネクト」である。
POSがweb2.0といかに融合させていくかが今年の大きな課題である。
web2.0の中でも我々にもっとも密着しているのがロングテールである。
流通業は80対20の法則に基づき、20%売れ筋商品で、80%の売上が上がるといわれてきた。
そして80%の売れ筋ではない商品は、20%も売上が上がらないとされてきた。
その結果、80%の売れ筋では無い商品は店頭から外され、売れる機会を喪失してきた。
その顕著たるのがコンビニである。
スペース的な問題もあるが、コンビニに置かれる商品は多くても3000商品から4000商品、
そこに並べられる商品は、消費者の好む好まないにかかわらず
コンビに側、メーカーの戦略の裁量により変化させられた。
その結果、一般消費者は、商品を選ぶことなく購入をさせられてきた。
そのため、今までの消費は、幅広い需要に対する消費が狭められていたと言える。
いかに小さな商品でさえ、その商品を並べるにはスペースが要り、コストが掛かる。
物理的、コスト的な現状においては仕方がなかったとも言える。
インターネット、webの世界になってこの事情は変わった。
web上に広がるサイトは、サーバーのディスク容量を考えても
その商品を展示するスペースは検索を含めてほぼ無限といっていい。
ネットサイトを運営する者は、その無限のスペースに
いつ売れるか解らないものまで並べて商品を展示した。
その結果得たものは、
今まで売れないと思っていた商品が消費者の目に触れ、
その商品だけが特別売れることは無いものの、均等に売れていった。
これをグラフにすると長いしっぽに見えるためロングテールと言われる。
ロングテールは、一見通販サイトの独占上に見えて、
リアルな店舗を構える者にしてみれば相反するライバルのように見える。
しかし、リアルな店舗であっても、
人と店と商品を結びつける(コネクト)システムがあれば状況は一変する。
リアルな店舗に人が群れ、その商品を買いに集まるのである。
私はかねてから、POSとインターネットは共存すべきだと述べてきた。
しかしながら、従来型のPOSシステムは、売上や商品管理などのみを中心として
ただの情報を収集するマシンでしかありえなかった。
多くのPOSメーカーは、そのメーカ制POS機器の中で
POS機能プログラム単体のみでの起動しか許可(保障)をせず
インターネットはもちろん、POS機器の中で他のプログラムの起動を妨げてきた。
しかしながら、web社会の中で、
お店の前を通過するお客のみで成り立つリアル店舗がどれだけあるだろう?
今こそ積極的に、インターネットを活用し、
そのお店のその商品を買いたいと思ってる顧客を集客すべきである。
それは、ただ単にお店のHPを立ち上げろといっているのではない。
それは、Webの第一世代(web1.0?)の世界の話で、これは誰もが失敗してると認識している。
その最大の失敗の理由は、
1.そのお店のHPを見に来させる仕組みの欠如
2.そのお店のHPを見た後のメリットの欠如
3.莫大な情報に埋もれて、そこにたどり着けない。
等々である。
お店にはパソコンすら導入していないお店がたくさんある。
POS機器はあってもパソコンとして使用できるものが無い。
大型店なら、POSとは別にパソコンを導入して、
ネットとの融合にチャレンジすることも考えられるが
中小店、もしくはテナント店なんかであれば、
そのスペース、その予算において無駄な投資をする余裕があまり見られない。
そこにパソコンであるPOSシステムがあれば、一台で十分に利用価値が出てくる。
それがパソコンPOSである。
POSシステムは今、単に売上を上げるためだけのシステムではなく
そのPC、インターネットの機能を十分に活用しネットとの融合を図る時代に突入した。
これからは、売上だけしか上げられないPOSシステムの時代は終わる。
これからのPOSシステムは、
インターネットを活用し、街、人、店、商品をコネクト(結合)し、顧客をお店に誘導する時代。
ビジコムのPOSシステムを導入したら、
ただ単に売上が集計できます、ではなく「売上と顧客が付いて来る」
それが「POS&web2.0」であると断言し、そのシステム作りに今年は着手する。
すでに私の頭の中には、80%の設計図が出来上がり、
売上の上がる仕組み、顧客が集まる仕組みが見えてきている。
今年は着々とその仕組みづくりに取り掛かり
当社のPOSシステムを使用するお店に満足感を与えられるように。
年始の朝礼にて、2007年今年の抱負を述べた。
今年のテーマは、「POS&Web2.0」
会社の今後のコンセプトは「街、人、店、商品の融合」
そしてそのキーワードは「コネクト」である。
POSがweb2.0といかに融合させていくかが今年の大きな課題である。
web2.0の中でも我々にもっとも密着しているのがロングテールである。
流通業は80対20の法則に基づき、20%売れ筋商品で、80%の売上が上がるといわれてきた。
そして80%の売れ筋ではない商品は、20%も売上が上がらないとされてきた。
その結果、80%の売れ筋では無い商品は店頭から外され、売れる機会を喪失してきた。
その顕著たるのがコンビニである。
スペース的な問題もあるが、コンビニに置かれる商品は多くても3000商品から4000商品、
そこに並べられる商品は、消費者の好む好まないにかかわらず
コンビに側、メーカーの戦略の裁量により変化させられた。
その結果、一般消費者は、商品を選ぶことなく購入をさせられてきた。
そのため、今までの消費は、幅広い需要に対する消費が狭められていたと言える。
いかに小さな商品でさえ、その商品を並べるにはスペースが要り、コストが掛かる。
物理的、コスト的な現状においては仕方がなかったとも言える。
インターネット、webの世界になってこの事情は変わった。
web上に広がるサイトは、サーバーのディスク容量を考えても
その商品を展示するスペースは検索を含めてほぼ無限といっていい。
ネットサイトを運営する者は、その無限のスペースに
いつ売れるか解らないものまで並べて商品を展示した。
その結果得たものは、
今まで売れないと思っていた商品が消費者の目に触れ、
その商品だけが特別売れることは無いものの、均等に売れていった。
これをグラフにすると長いしっぽに見えるためロングテールと言われる。
ロングテールは、一見通販サイトの独占上に見えて、
リアルな店舗を構える者にしてみれば相反するライバルのように見える。
しかし、リアルな店舗であっても、
人と店と商品を結びつける(コネクト)システムがあれば状況は一変する。
リアルな店舗に人が群れ、その商品を買いに集まるのである。
私はかねてから、POSとインターネットは共存すべきだと述べてきた。
しかしながら、従来型のPOSシステムは、売上や商品管理などのみを中心として
ただの情報を収集するマシンでしかありえなかった。
多くのPOSメーカーは、そのメーカ制POS機器の中で
POS機能プログラム単体のみでの起動しか許可(保障)をせず
インターネットはもちろん、POS機器の中で他のプログラムの起動を妨げてきた。
しかしながら、web社会の中で、
お店の前を通過するお客のみで成り立つリアル店舗がどれだけあるだろう?
今こそ積極的に、インターネットを活用し、
そのお店のその商品を買いたいと思ってる顧客を集客すべきである。
それは、ただ単にお店のHPを立ち上げろといっているのではない。
それは、Webの第一世代(web1.0?)の世界の話で、これは誰もが失敗してると認識している。
その最大の失敗の理由は、
1.そのお店のHPを見に来させる仕組みの欠如
2.そのお店のHPを見た後のメリットの欠如
3.莫大な情報に埋もれて、そこにたどり着けない。
等々である。
お店にはパソコンすら導入していないお店がたくさんある。
POS機器はあってもパソコンとして使用できるものが無い。
大型店なら、POSとは別にパソコンを導入して、
ネットとの融合にチャレンジすることも考えられるが
中小店、もしくはテナント店なんかであれば、
そのスペース、その予算において無駄な投資をする余裕があまり見られない。
そこにパソコンであるPOSシステムがあれば、一台で十分に利用価値が出てくる。
それがパソコンPOSである。
POSシステムは今、単に売上を上げるためだけのシステムではなく
そのPC、インターネットの機能を十分に活用しネットとの融合を図る時代に突入した。
これからは、売上だけしか上げられないPOSシステムの時代は終わる。
これからのPOSシステムは、
インターネットを活用し、街、人、店、商品をコネクト(結合)し、顧客をお店に誘導する時代。
ビジコムのPOSシステムを導入したら、
ただ単に売上が集計できます、ではなく「売上と顧客が付いて来る」
それが「POS&web2.0」であると断言し、そのシステム作りに今年は着手する。
すでに私の頭の中には、80%の設計図が出来上がり、
売上の上がる仕組み、顧客が集まる仕組みが見えてきている。
今年は着々とその仕組みづくりに取り掛かり
当社のPOSシステムを使用するお店に満足感を与えられるように。

- [2007/01/05 21:00]
- 流通業とweb2.0 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
POSとweb2.0 お客が付いてくるPOS
先日来、流通業とweb2.0との相性がいいのは述べてきた。
しかし、何もしないままでは何もできるはずが無い。
何らかの仕組み作りをしていかないと先に進まない。
流通現場の店頭でシステムと言えばPOSシステム
私はそのシステムの開発者でもあるが
単なる売上集計マシンで終わらせるつもりも無い。
私は最近、
「POSにお客がくっついて来る・・」と言い切ってる。
自分でもとんでもないことを言ってるなと思ってる。
普通POSシステムと言えばバーコードをピット当てて
売上を上げるレジを指すのだが、その主たる目的は売上を上げることである。
その売上を集計することによって、何が売れてるかがわかる。
そして仕入れと連動することによって在庫が把握でき、
顧客の会員証を読ませることによって会員を特定できる。
これらの処理はすべて、現在および事後処理であり
POSを導入することで日々の業務が簡素化され、便利になったに過ぎない。
つまり集計ばかりが中心で、後処理が多く
そのためPOSは本来、成果物を生み出すことなく、生産性を生み出すことが無い。
POSは従来便利マシンでしかなかった。
最近まで私は
POSを導入することは売上を伸ばすことである、と言い切ってた。
(当社のPOSに限定するが)
しかし今は
POSを導入すると、そのPOSシステムにお客がくっついてくる、
と言い切ってる。
お客がくっついてくるから売上が伸びるのであって
そういうシステムであれば、誰もが欲しいはずである。
それは夢のシステムであって、普通にはありえない。
ありえないことを言い切ってるので、とんでもないことなのである。
ただ最近自信を持つようになってきた。
POSとweb2.0が結びつけば十分可能だと。
それにはいくつかの条件がある。
店舗がネットに連動してないといけない。
お店からネットに連結できるインフラが整っていることが重要だ。
次に、お店にはPCが必要。
専用POSだと別途PCが必要だが、パソコンPOSなら一台でいい。
お店に何台ものシステムを置くことは予算、スペースからお勧めしない。
つまりネットが使えてオールマイティーに使えるパソコンが一台あればいい。
その環境化の中で、お客がくっついてくるPOSシステムが出来上がるのである。
つづく
しかし、何もしないままでは何もできるはずが無い。
何らかの仕組み作りをしていかないと先に進まない。
流通現場の店頭でシステムと言えばPOSシステム
私はそのシステムの開発者でもあるが
単なる売上集計マシンで終わらせるつもりも無い。
私は最近、
「POSにお客がくっついて来る・・」と言い切ってる。
自分でもとんでもないことを言ってるなと思ってる。
普通POSシステムと言えばバーコードをピット当てて
売上を上げるレジを指すのだが、その主たる目的は売上を上げることである。
その売上を集計することによって、何が売れてるかがわかる。
そして仕入れと連動することによって在庫が把握でき、
顧客の会員証を読ませることによって会員を特定できる。
これらの処理はすべて、現在および事後処理であり
POSを導入することで日々の業務が簡素化され、便利になったに過ぎない。
つまり集計ばかりが中心で、後処理が多く
そのためPOSは本来、成果物を生み出すことなく、生産性を生み出すことが無い。
POSは従来便利マシンでしかなかった。
最近まで私は
POSを導入することは売上を伸ばすことである、と言い切ってた。
(当社のPOSに限定するが)
しかし今は
POSを導入すると、そのPOSシステムにお客がくっついてくる、
と言い切ってる。
お客がくっついてくるから売上が伸びるのであって
そういうシステムであれば、誰もが欲しいはずである。
それは夢のシステムであって、普通にはありえない。
ありえないことを言い切ってるので、とんでもないことなのである。
ただ最近自信を持つようになってきた。
POSとweb2.0が結びつけば十分可能だと。
それにはいくつかの条件がある。
店舗がネットに連動してないといけない。
お店からネットに連結できるインフラが整っていることが重要だ。
次に、お店にはPCが必要。
専用POSだと別途PCが必要だが、パソコンPOSなら一台でいい。
お店に何台ものシステムを置くことは予算、スペースからお勧めしない。
つまりネットが使えてオールマイティーに使えるパソコンが一台あればいい。
その環境化の中で、お客がくっついてくるPOSシステムが出来上がるのである。
つづく

- [2006/10/13 20:51]
- 流通業とweb2.0 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲