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第1話「ストアシステムはパソコンPOSで構築せよ!!」  

はじめに


ここ近年コンピュータの進歩はとても激しいものがあります。それに伴い、これらのシステム機器もダウンサイジングと呼ばれる通り、急激に値下がりしています。

その中でもパソコンの進歩は目覚ましいものがあり、実際にパソコンに携わる我々でさえ情報紙や新聞、カタログなど目が離せない状況にあります。これはとても喜ばしいことであり、スピードや性能の向上、価格の低下は、今までに予算的に、または技術に出来なかったことを可能にし、新しい展望が見えてきました。

これだけ身近に近づいてきたパソコンの進歩を見逃すことはないでしょう。「どうにかしてパソコンを流通業の中で有効に利用は出来ないだろうか」と、考えた企画が今回の「流通業のパソコンを使った情報戦略」であります。

私共が目標としている今回の大きなテーマは、パソコンという非常に優れたツールを、店舗の中にに持ち込むことによって、どれだけ店舗の収益を伸ばせるか、どれだけ店舗の効率をアップできるか、ということです。

ただし、店舗にせっかく便利なシステムを導入したとしても、何千~ン百万も費用をかけていたのでは、伸ばした収益も全部システム費用にとられてしまうことになります。

そのため、今まで何千~ン百万もかかっていた費用を、一桁もしくは半額にさげて実行できるようなシステム作り、数百~ン十万の世界で可能なパソコンの世界を読者の皆さんに提供できれば、と考えています。これでこそ私共が目的にしてるローコスト、高収益の世界なのです。


目次

パソコンの進歩が流通業を巻き込む

PC-POSとは?(PCーPOSの定義)

今なぜPCーPOSなのか?

50%を超える海外のPC-POS

メーカの中でも起こる世代交代

部品調達による値段の違い

性能の違い

ソフトの違い

結論、PC-POSのメリットは

PCーPOSを動かす環境

時代の流れはMS-DOSからWINDOWSへ

ソフトウエアのハード互換性

ソフトの操作性の統一

注)OLE POS技術協議会の発足

第1回 PC-POS構築法
パソコンの進歩が流通業を巻き込む
「パソコンはソフトがなければただの箱」という言葉があります。しかしこの言葉の裏には「パソコンはソフトを組み込むことによって大きな可能性を持っている」と言う意味が必然的に含まれています。

事実、適切なソフトを付加されたパソコンは、そのソフトの内容によって大きな仕事をこなしていきます。そのハード、ソフト性能の向上は,ますますその範囲を広げています。

流通業の中でもパソコンがいろいろな分野に使われるようになりました。しかし、まだまだワープロや表計算などといった一般的な使用のとどまっていることが多く、流通業の本流を支えるような業務の中で使われるケースはまだ少ないようです。

その理由は、2つあります。

POSなど流通業向けシステムは、いままで特殊な環境の中で使用されおり、今でもその傾向が強く残っている。

流通業向けPCアプリケーションの紹介がいままで余りされてこなかった

私は決して流通業向けシステムは特殊だとは思っていません。確かに形はレジの形をしていた方が一般受けが良いことは事実です。しかし中身は決して特殊な処理をしているわけではありません。パソコンで出来ない処理はほとんどありません。そのためパソコンであっても良いはずです。

それに答えるかのように最近はレジの形をしたパソコンも、POSメーカーから出てきました。

また、PCアプリケーションもPCーPOSやEOS、在庫管理、顧客管理、販売促進、等のソフトが今から増えていくことでしょう。そうなると流通業務を1台のパソコンまたはLANによる複数パソコンで業務をこなしていくことが可能になります。

そのため、私はもっと流通業の本流、重要なところでパソコンそのものを使っていってもいいのではないかと考えています。

その中でも大きく注目しなくてはいけないのがPCーPOSです。専用POSからPCーPOSに変えることによって、一方方向に売上を吸い上げる売上登録集計機から、総方向に情報を分析できる情報端末に変身します。

PCーPOSは、そういう意味で流通業の中でいろいろな可能性を秘めています。ソフトの開発によっていろいろな業務をこなしていくことが十分出来ます。

またそれに伴う流通業向けのパソコンパッケージソフトも、いろいろなソフトハウスから出てきました。これらを駆使することにPOS業務自体もPCーPOSを使って出来そうです。

今までこれらのソフトはなかなか紹介される機会が有りませんでした。POS自体、紹介の機会は少なく、私が知っている限り1年に一回開かれるSAショーぐらいです。しかしSAショーの中でもソフトが紹介されるとは限りません。

今回は、こうしたPCーPOSを中心に、その有効性と使い方を概略、機能をもとに説明していきたいと思っています。


PC-POSとは?(PCーPOSの定義)
PC-POSはおおざっぱに言えば「パソコンをつかったPOS」と解釈してもいいと思います。しかし私はどちらかとえいば「パソコン&POS」と考えています。なぜかというとパソコンはパソコン自体としても使えるし、POSにもなると考えているからです。

パソコンは、本来のパソコンとして使い方、ワープロや表計算等に使う用途とPCーPOSとしての使い方が流通業の中では考えられます。

しかし、PC-POSという言葉は、もう少し厳密に定義して置く必要があるでしょう。というのも、現在私が知る限りもう少し深い意味が存在するからです。

POSは「Point Of Sale」、日本語に直しますと「販売時点情報管理システム」です。

PCは「パソコン」の略称です。しかし、PC-POSの「PC(パソコン)」の部分については、ハードだけを指すのではなく、ソフトも含んだ厳密な定義が必要だと思います。

PC-POSの「PC」とは、パソコンのハード部分のことだけを指すのではなく、その中で動く一般的なパソコンOS(オペレーションシステム)で動くもの、としたい。つまりMS-DOSやWINDOWS(95を含む)、WINDOWSNT、OS-2、等のパソコン系一般OSを含んでいる事を前提条件としたいと考えます。

なぜならば、POSをPC-POSに置き換える大前提は、POSシステムのオープン化の流れに基づくものであり、一般化された技術の中で、誰でもがPOSのデータの加工やプログラミングが可能で、なおかつ、どのようなPOSもパソコンもLANや通信で結び付けられるものでなければならない、と考えるからです。

これらの処条件がまかなえないようなPC-POSならば、なんらPC-POSを推進する意味がなくなります。そのため、OSも一般的に技術開示されたもので尚且つLANで結び付けられるものに限定したいのです。

それをもとに定義しますと「パソコンハードと一般的なパソコンOSを用いたPOS(販売時点情報管理)システム」ということになります。

注)POSの流れの中でFlexOSでシステムを構築する流れもありますが、私はこのOSを使用したPOSはPCーPOSの範疇には入らないと考えている。なぜならばFlexOS自体がパソコンの世界では使われてはおらず、POS業界の中だけでもてはやされているOSだからである。FlexOSをオープンPOSといってレジ業界の中では新鮮には見えても、より大きな流れのパソコンの分野から見るとレジ業界の中だけのOSに成り下がってみえる。レジ業界の中だけでオープン化を叫ぶのではなく、より広い範囲でシステムを構築することの方が、本当の意味でオープン化といえるでありましょう。

今なぜPCーPOSなのか?
「今なぜPCーPOSなのか?」という問いに対して「日本は今までなぜPCーPOSでなかったのか?」という疑問が起きます。

専用POSとパソコンの関係は、ワープロとパソコンの関係によく似ています。

ワープロは文章を書く専用機で、単に文章を書くだけならば十分に役に立ちます。しかし計算したり、データの互換性を考えたり、他での用途を考え始めるとどうしても専用機の欠点がにじみ出てきます。

パソコンは逆に最初から用途が決まっていません。中に組込むソフトによって用途が決まります。そのためソフトを選択することによって幅広い用途に答えることが出来ます。

ワープロとパソコンの結果はどうだったでしょうか?

90年度は、ワープロ276万台、パソコン258万台でワープロの方がリードしていました。しかし、94年度はワープロ211万台(前年比5%ダウン)、パソコン360万台(前年比47%アップ)となりパソコンが圧勝の状態です。

しかもワープロはパソコンよりも常に20%安く販売されていました。その結果によって起きた結果です。

専用POSとPCーPOSの関係はどうでしょうか?

専用POSも売上を集計する専用機で、単にレジとして使うだけならば十分に役に立ちます。しかし、その計算を分析したり、データの互換性を考えたり、少しでも他での用途を考え始めるとワープロと同じ結果になります。

しかも専用POSはワープロとは逆にパソコンより20%以上価格が高めに設定されています。

現在の専用POSとPCーPOSの比率は95:5ぐらいです。この関係は私の予測で4~5年先には50:50までPCーPOSのシェアが増えていくと考えています。

それは今から述べる考えの下に推測しています。

50%を超える海外のPC-POS
もともとPOSのPCーPOS化の流れは、アメリカやヨーロッパ、アジア諸国からきています。海外に行かれた方ならご覧になった方もいるかもしれませんが、日本以外の国ではコンピュータのキーボードとディスプレイを見ながらパソコンでカウンター業務を行うことが一般化しています。

別にPOSがレジの形をしていなければいけないのではないのです。パソコンそのものをレジ代わりに自由に使っています。

日本以外の国々ではPOSレジとパソコンの区別がないように思われます。そのためかアメリカではPC-POSの比率がすでに50%を超えています。町中の専門店では見るお店のほとんどがPCーPOSになっており、10~14インチぐらいのディスプレイとキーボードがカウンターの上に置かれていて使用されています。

通常はディスクトップ型のパソコンがカウンターの下に置かれているのですが、なかにはタワー型の大きなパソコンがカウンターの下に置かれている店さえあります。

逆にレジを使っているようなお店は、在庫も商品管理も必要のない売り上げだけがわかればいいような小さなお店なのです。

衣料品店でちょっとした買い物をしますと、店員が「会員カードを作りますから電話番号を教えてくれ」などと聞いてきます。新しいお客が来ますと会員登録するのがあたりまえの世界です。

またちょっとしゃれた店になると、ディスプレイがカウンターの下のガラスの中に治まっていて邪魔にならないようになっています。そんな風景が至るところで見られます。

もともとキーボードになれている人種だからでしょうか?。何の違和感もなくパソコンを使ってお店の業務をこなしています。

PC-POSといいますと、なにか大変なものに思われがちですが、今や海外では一般的なものになっています。

メーカの中でも起こる世代交代
従来POSメーカーと呼ばれる国内メーカーからもすでに多くのPC-POSシステムが発表されています。

つい数年前までPOSメーカーでは、従来型の専用POSしか出していませんでしたが、ここ1~2年の間にほぼ全メーカーがパソコンをベースにしたPCーPOSの発表を完了しました。それらの機種はレジの形をしたものから液晶のディスプレイの形をしたものまで様々であります。

私の記憶では国内で一番最初にPCーPOSを発表したのは日本AT&T情報システム(元NCRを含む)です。94年の晴海のSAショーで「WinPos」が紹介されました。

その後95年春に東京晴海で開かれたSAショーでは、今までPOSメーカーと呼ばれる会社からコンピュータメーカーと呼ばれる会社まで一斉にPC-POSシステムの展示をおこなっています。

主なものに富士通が「TermPOS」、TECがオープンPOSとして「ShopWorks」、ともにDOS/Vと呼ばれるPC/AT互換機の仕様のPCーPOSです。NECは「TWINPOS」というPC98互換のPOSを発表しています。

そのほか、セイコーエプソン、IBM、日立、シャープ、三洋電気、カシオ等、また海外ではドイツのシーメンス、シンガポールのIPC、国内でPOSを出しているほとんどのメーカーがPCーPOSとしてOSにMS-DOSやWINDOWS(一部OS/2もある)が使えるという名目の元に発表しています。

各社戦略はPCーPOSを専門店だけに的を絞ってPCーPOSを出してきているメーカーや、専門店から量販店まで幅広く導入出来るように考えているメーカーまで様々です。

しかしその流れは確実に専用POSからPCーPOSに移り変わってきています。

メーカー名 商品名

IBM
日本電気 TWINPOS
富士通 TermPOS
TEC ShopWorks
日立 5700シリーズ
AT&T情報システム WinPOS
シャープ RZ-A300
セイコーエプソン IT
三洋電気 RETAIL TERMINAL
シーメンス BEETLE


部品調達による値段の違い
メーカーがPCーPOS製造に乗り出したのは大きな理由があります。

まず、POS製造における部品調達コストの違いです。

PC-POSと専用POSに大きな違いが出るのは、制御部分(基盤部分)の部品調達コストであります。流通業でのPOSのマーケットは年間十万台であり、パソコンのマーケットは数百万台のマーケットであり、一桁数字が違います。

パソコンの制御部分(マザーボード)は、各パソコンメーカーのほとんど共通部品になりつつあり、各社が同じボードを使用してパソコンの組み立てをおこなっています。そのため部品として基盤を製造する数は数十万台になり、量産効果によって低価格を維持することが可能になります。

前に紹介したメーカー系PC-POSのほとんどが、こうしたパソコンで開発したマザーボードを使用し、独自の開発コストや製造コストがかかることを最小限に押さえています。

しかし、専用POSの制御部分はほとんどが自社開発で開発コストも製造コストもかかってしまいます。そして生産する数も各メーカーに別れて作るため多いメーカでも2~5万台の規模であります。

このためPC-POSにくらべ専用POSの方がどうしても割高になってしまうのです。

性能の違い
同様に技術面においても同じことがいえます。パソコンは数百万台の規模で生産するため開発費も早いテンポで消化されていきます。また競争も激しいためによりすぐれたものが次々に開発されています。

そのパソコンで新しく開発された部品をPC-POSに調達することにより、最新の技術がPOSに繁栄していくことになります。

方や専用POSは1度開発されたものは最低2~3年は販売し続けていくことになります。そのため開発して2~3年経った専用POSはPCーPOSと比較して、技術的にも性能的にも大きな性能の差が出ていくことになります。

ソフトの違い
PCーPOSの場合は、世間一般的に販売・使用しているOSを用いるためより多くの人間がPC-POSのシステムを理解することができます。

そのためPCーPOSで販売したデータを123やEXCELでグラフにして見たりすることが比較的容易に出来ます。

そのシステムを開発するプログラムは、一般的な言語を用いるため、多くのプログラマやコンピュータ会社がシステムの構築を競いあうことも可能になります。

そしてパソコン、標準OSという共通のプラットホームによって、他メーカー同士のシステムも結び付きやすくなってきます。

方や専用POSは当然のことながら制御部分を独自に開発するため、その制御するOSもプログラムする言語(通常「レジ言語」と呼ばれる)も独自に開発しなければなりませんでした。

そのためシステムの増設や改良などに関してはそのPOSメーカーの人間にしか相談できず、古い機種になればそのメーカーの人間にさえわからなくなってしまうこともあります。

結論、PC-POSのメリットは
ハードの価格が安く押さえられる
最新のパソコン技術の応用ができる
情報端末として利用できる
周辺機器の選択の余地が広い
それ自体がコンピュータのためデータの分析が可能
他のPCーPOS、パソコンとの接続、データの互換が容易
豊富な市販のアプリケーションが使用が可能(データーベース、表計算等)
システムの開発が容易
このようにPCーPOSには、専用POSにない大きなメリットがあります。そのためメーカーとしてもPOSの制御部分を独自に開発しますよりも、パソコンの制御部分を購入してPOSを構築したほうが数段安く、尚且つ技術的にも最新鋭の技術を供与できる時代になってきました。

これらすべての理由により専用POSからPCーPOSに移っていくと考えられます。


PCーPOSを動かす環境
では、どのような環境のもとでPCーPOSが構築され動いていくのでしょうか。

PCーPOSを動かすハード的な環境は先程述べたようにずいぶん整ってきました。またハードを動かすそのアプリケーションソフトも徐々に増えつつあります。

その中でも現在もっとも多いのはMS-DOS上で動くソフトです。

MS-DOSはパソコンでもっとも普及しているOS(オペレーションシテム)であり、もっとも一般的です。しかし同じOSであるにもかかわらずパソコンの機種が違えば内容も異なる不統一のOSでもありました。

そのためPCーPOSのソフトもMS-DOS上で動くソフトが多く出ていますが、各パソコンでしか動かない固有のソフトになってしまいました。

時代の流れはMS-DOSからWINDOWSへ
パソコンの世界ではMS-DOSからWINDOWSに移りつつあります。ここにきてその加速度はますます早くなってきました。

WINDOWS上でソフトは、MS-DOSに比べてハードのスピードやメモリが非常に多く必要で、動きが遅いソフトではあります。しかしここにきてハードの急速な低価格か、スピードの向上がそれらの欠点をカバーしつつあります。

また、95年8月にWINDOWS95の英語版が発売されて、その環境での動作が当たり前になるような雰囲気造りが成されています。この動きはPOS業界だけではなく金融から家庭までに浸透しそうな勢いです。

流通業の業務上のアプリケーションソフトに関しても例外ではありません。

ソフトウエアのハード互換性
MS-DOSの世界では、メーカーが違えばソフトは互換性がありませんでした。NECパソコン向けのソフトは富士通のパソコンでは動かなかったのです。

もとから業務用のアプリケーションはワープロソフトや表計算等の一般アプリケーションソフトなどと比べ売れる数が少なくなります。それに加えソフトが動くメーカーに限定をかけていたのではますます売れる数は少なくなります。そのためソフトハウスがいくら良いソフトを開発しても元から狭い業界の、また狭いメーカの範囲でしか販売が出来なくなります。

それがWINDOWSに移行することによって、ハードメーカの境がなくなります。元々狭い業界ではありますが、ハードメーカーに境がなくなったことでいろいろなハードを選択することが可能になり、ソフトも選択する余地が出てきます。

ソフトの操作性の統一
WINDOWSそのものの操作性は流通業のような業種向けアプリケーションにとっては決して使い易いものですとは思いません。だとすれば、なぜWINDOWSが今後の流通業向けアプリケーションの主力になるのでしょうか。

MS-DOSの世界では、画面のレイアウトやキーボードの設定も自由でした。そのため各ソフトによって操作性もまちまちで、「どのキーでカーソルが動くのか?」、「どのキーを押しましたら終了するのか?」等、慣れるまではマニュアルが必需品でした。

WINDOWSには、画面の設計においてルールがあります。このことは操作をする側からは非常に便利になります。「どのキーでカーソルが動くのか?」、「どのキーを押しましたら終了するのか」(ほとんどマウスの操作になりますが)は、どのソフトも操作性が共通で、一度慣れてしまえばほとんどマニュアルなしで操作できます。

ただ、この操作性は流通業の中だけで共通になるのではなく、ワープロやゲームの世界まで幅広く共通の世界になってしまうので、流通業やレジ単独の世界から見れば、余計な考慮をしている分だけ勝手が違うように見えます。

フォントの使用
これは後半で詳しく述べますが、フォントが自由に使用できることは流通業では非常にメリットがあります。

流通業ではPOPや商品のアピールをするポスター等を多く見かけます。これらをお店で手書きで作成しますとなりますと結構時間がかかります。

WINDOWSにフォントが使用できるようになったことで、これらのPOP等をパソコンを使って自由に作成することが出来るようになりました。

文字を大きくしたり、POP書体等いろいろな書体を使ったりして、カラープリンタやカッティングマシンを使って、簡単に安く作れるようになりました。

WINDOWSのこのような使い方は、パソコン1台をいろいろな用途に使い回しが出来ることを示しています。

たとえば、昼間はPOSとして使用していたパソコンを、よる業務が終わりましたら表計算の123やEXCELを使っててグラフを出し分析を行い、セールの前の日はチラシのPOPの打ち出しに使う。などといった 1 台何役かの機能を持たせることはいとも簡単に出来ます。


以上今回はパソコンを使ったPCーPOSの環境や概略、今後を説明しましたが、次回は具体的にPCーPOSを使ったシステムの構築、PCーPOSの紹介を行いたいと思います。

注)OLE POS技術協議会の発足
95年7月19日にPOSシステムの標準化を推進する団体として「OLE POS技術協議会」( Object Linking & Enbedding )が発足された。

これはマイクロソフト社が中心に同社のOSであるWINDOWS( ver3.1 、 95 、NT)を用いてPOSシステムを構成する関連機器・設備に関わるインターフェイスの標準化を行うのが目的である。

OLE自体はマイクロソフト社がオブジェクトプログラミング技術「OLEコントロール」として流通業だけでなく金融業等も包括する戦略的な標準化の流れである。

95年8月現在ハードメーカーを中心とする幹事会員11社と周辺機器メーカー・ソフトハウスが参加する一般会員94社が参加している。

これによりパソコンをベースにした高性能POSの多目的利用を促進させるソフトが一段と加速されていくものと思われる。

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