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ポイント消滅 

最近、仕事の上でポイントについて考えることが多くなった。
お店のPOSシステムを作ってるわけだから当然といえば当然なのだが・・

私の持っているポイントの種類にもいろいろある。

ヨドバシカメラ、セガミ薬局、ロイヤルホスト、
さくらや、ビックカメラ、ヤマダ電機
マツモトキヨシ、ANA、JAL、ノースウエスト、デルタ
セゾン、高島屋、東武、九十九電気、石橋電気
ファミリーマート、ローソン
ヤフー、楽天、MYPOINT、ネットマイル
VISA、master、JCB
あとローカルなとこ、弁当や、クリーニング、等々、数たくさん

まあ、よくもこれだけ集まったものだ。

最近はマツキヨや楽天など携帯に勝手にポイントを通知してくる。
あまり承認した覚えもないのだが、携帯メールを書いた時点でOKと解釈してるのだろうか?
その送られてきたマツキヨのポイントが突然消えた。
そういえば最近、マツキヨで買い物もしてないし、130Pぐらいしか貯まってなかったし・・
「*月*日時点であなたのポイントは000000ポイントです。」
ごていねいに、ゼロが6つも付いている。
どうせ約款には使用がなければ一年で消滅、とでも書いているのであろう。

しかし、たかが130pといえども不愉快な話だ。
以前ヨドバシカメラでは、あなたのポイントは一ヵ月後に消滅します、とハガキが来たことがある。
なかにはポイントがもったいないので行こうと考える人もいるだろう。

結局私は行かずに1000P足らずは消滅させてしまったが、それ以後ヨドバシであまり買い物をしたことがない。
(ターミナルが池袋なので物理的に行きにくいのだが・・)

どこでも当たり前のように行われているポイントの消滅。
私は消滅するたびに、二度とそこの店で買うまいと思う。

システム開発者として、休眠ポイントがいかにシステムに負荷かけているかはよく理解している。
そして経営者として、使われないポイントは消去して負担を減らしたいのもわかる。

しかし、店舗はその会員の獲得にどれだけの労力を使っているんだろう。
一人の会員を獲得するのに、カード代、人件費、パンフレット費、宣伝費、システム代
それだけの費用をかけて獲得した会員を、無駄な会員として切り捨てている。

(それなら余計なメール送ってくるなよ、マツキヨ・・・)
明らかに切り捨てられた客は、その店に不快だよな。(私だけかも・・)
しかも、サイトの名前がマツキヨファン.コムmatsukiyo-fun.com
(だれもファンじゃないって・・・・)

ポイントは、そのお店に再来店を促すツールとして用いられてきたのに
実は再来店をしたくないお客を増やしてるという実態がある。

ポイントの消滅は、
減ったポイントの金額より見えない消滅が大きい。

このことは、ポイントを発行する会社側、システム開発者側だけの見地で見てしまうと
消費者は遠のき、二度とそのお店に現れない。
ポイントは発行しても使えないものとして認識され
消費者の声無き大きなしっぺ返しをこうむる事になる。

私はつい先日も、JALの6000マイルものポイントを消滅させられた。
JALは10000ポイント貯まらないと何も出来ない。
(海外出張でも頻繁にないと貯まるか、そんなに・・)

ポイント発行会社はもう一度
ポイントはお客のものであって自分たちのものではないと認識すべき
ポイントの本来の目的である再来店を促すツールとして使うべきである。

そう言う意味ではセゾンの永久不滅ポイント、ノースウエストは偉い。
ポイントを消滅しないことによって、今休眠してる会員であっても
将来的にずっとその会社の会員であることを約束させている。

私はポイントに期限を設けている会社のポイントは
出来るだけ早めに使い切ることにしてる。
これも、会社にとっては大きな損害ではないのかな?
「ポイントどうしますか?」
「全部使ってください・・・」

もし仮にポイントに携ってる方がいらっしゃったら再考いただきたい。
仮にシステムの変更に大きな費用が掛かってもやるべきだ。
それはポイントはどの店、どの会社でも行っており、
ポイントを発行してるだけでは差別化の出来ない時代になってきたから
ポイントを消滅させないことは、
消費者の大きなメリットとして享受させることが可能になる。

大きなメリットにはお客は集まる。


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流通業とweb2.0 3.ロングテール 

web2.0でよく出てくる言葉が「ロングテール」
簡単に訳すと「長いしっぽ」

流通業にはABC分析と言う分析がある。
商品を売れ行きによってAクラス、Bクラス、Cクラスの3つのランクに分けて
一番売れ筋のAクラスの商品は、
商品数が少ないにもかかわらず大きな売上を上げる。
グラフにすると左端に高いメモリを示すことになる。
Bクラスの商品は、中くらいのメモリで横幅が少し長く
Cクラスの商品は、低いメモリでやたらと横に長い。

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AABBBBBCCCCCCCCCCCCC

このグラフを見ると恐竜に似ている(私が書くと似てない)
恐竜の頭がAクラス、胴体がBクラス、長いしっぽがCクラス、
それでこのCクラスのことをロングテールと呼んでいる。

今までコンビには、少ない面積でより多くの売上を上げるため
売れない商品を排除し、売れ筋の商品ばかりを並べていった。
これはAクラス、Bクラスの上位だけを並べて売上を上げていたのである。
私は1996年に「ABC分析の弊害」「コンビニエンスでない店作り」を提唱してましたが、今になってやっとその弊害がさまざま感じ取れます。

最近ロングテールと言うとアマゾンばかりが注目を浴びます。
アマゾンは赤字であっても巨大な設備投資をし、巨大な倉庫、物流を作り
Cクラスの書籍などをすぐに出荷できる体制作りをしてきました。

たとえば、ある売れてない作家がテレビに出て何か話題の発言をすると
それが話題に上りその作家の作品を求める人々が殺到する。
しかし、普通の書店や大型書店にもその作品はなく
唯一あるのがアマゾンで、その商品の発注はアマゾンに集中する。

昨日までCクラスの売れない商品が
今日は一躍Aクラスのヒット商品になるのである。
これによりアマゾンはCクラスの商品であっても束ねることで
Aクラスに匹敵するような売上を上げるようになっていった。
(実際はまだAクラスの売上を抜くことはないそうだが)

これはアマゾンが巨大な物流、倉庫を得て初めて達成し得たことで
それじゃあ、巨大な資本が無いと成り立たないではないかと言うことになる。

でも、なぜアマゾンが成功したかと考えると
情報をうまく集め、それを誰もが検索できるようにしたからにほかならない。
これはweb2.0の「集合知」と言える。

それならば、一般商店が一店舗で戦うのではなく
何百社も束ねて集合知になればいいのではないか?

昨日も言ったように
売れない商品を売れる場所に移動させ
売れないお店に、その店の商品を買いたいお客を呼び込むこと
これが今からのweb2.0によってもたらされるお店のキーワードなのである。

つづく
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