流通業とweb2.0 2.ネット連動できないシステム
流通業にてweb2.0と言われてもピンと来ないのは
流通業にそういったシステムがほとんど存在せず
そういった環境にさらされてこなかったからである。
大手メーカの薦めるシステムは、元からネットとの相性が非常に悪い。
そのメーカが独自に作った専用機などネット考慮なんかされてるはずが無い。
POSシステムに関しも大手のものは自社システムでの完結はあっても
ネットと連動してどうこうと言ったような動きはほとんど無い。
たとえば大手コンビニのチェーンなんかの場合は、
自店舗でのシステム作りは一生懸命でも外部との連動は少ない。
1万店舗もあるようなチェーン店であれば、自社完結でも大きな効果はあるが
数十店舗しかないチェーン店が自社完結したら致命的である。
数十店舗のチェーン店が発行するポイントカードなどはまさにその典型的な例である。
数十店舗のお店でポイントを発行し、顧客にサービスしているつもりでいる。
ポイントをもらってお客は喜んでいるもんだと勘違いしてる。
大きな間違いである。
お客は余分なカードを渡されて、買い物をするたびにカード提示を求められて
いつ貯まるかわからないポイントにため息ついてる。
それに未だにカード代を請求してくる店もいる。
自店舗の商品を購入しているお客に入会金(カード代)を請求する。
カードを作らないお客は、いつも損した気分で買い物を続ける。
そしてカードを作ったお客でも少し店に来なくなると
いつの間にかカードのポイントは消滅している。
追いついをかけるようにメールでポイントを消滅したことを告知してくる。
なんかちがう気がする。
お客のためにサービスしているつもりが自己満足で終わってる。
4-5年前ならともかく、最近ではポイントカードを導入したからといって
売上を伸ばしたと言う話は一切聞かない。
これらの大きな原因は、そのお店にシステムを導入したシステム屋が
自社システムの完結のみしか考えず、世間の動きを無視してきたこと。
2000年問題時のPOSシステムの入替えは、
大手POSメーカーのほとんどがネット連動とは否定的で
ネットとは結べないようなシステムの導入を進めていった。
その結果、リアルな店舗はネットの潮流に乗り遅れ
ネットは切り離された孤独な営業を強いていく結果となった。
方やネット通販は、飛躍的に伸びていった。
流通業が2000年問題でwindowsに変わっただけの古典的な
何も進歩していないシステムの入替えを終え5年間の足踏みをしている間に
楽天、ヤフー、アスクル、アマゾン等の巨頭が出没し
リアルな店舗と通販との切り離された営業展開が進んでいった。
今になってやっとリアルな店舗は
ネット連動、通販に後れを取ったことを後悔し挽回を図ろうとしている。
しかし店内のシステムは在庫、顧客、ポイントなど店内向けだけのシステムとして取り残されてしまった。
店舗はあわててネットに連動した社内システムの入替えに取り掛かろうとしている。
何年も使い慣れた旧システム、店舗だけの使用では何も問題はおきないが
ネットとの連動を考えたときには、旧石器時代のシステムである。
メーカはたった4-5年前に自分たちが打ったシステムであるにもかかわらず
システムを否定し、以前にも増した高額の見積を提示する。
そしてまた大手メーカはシステムの入替えで利益を上げていく。
旧態然のシステム会社が提案するものは、どこまでいっても旧態然である。
表面上の体裁を整えるだけで終わり、将来の展望を見据えていない。
数年先の展望を踏まえた設備投資が必要ではあるにもかかわらず
オープンでない専用機の環境では展望が見据えられない。
最低限私どもがパソコンにこだわるのはそのためだ。
パソコンであればオープンな環境から見放されることは無い。
5年先も10年先もこれだけのユーザーがいる環境を
メーカの都合で勝手には変えていくことが出来ないのである。
そしてパソコンであればネット環境との接続が保障される。
ロングテール、RSS、集合知、ソースのコントロール、サービスの提供
これらのweb2.0定義につないでいくにはプラットフォームとしてのウェブの利用。
流通業がweb2.0に接していくには、まずパソコンPOSであることが最低限必要な要素である。
はっきり言う。
web2.0は流通業にとってお店を生かし売上を伸ばし、集客する大きなツールになりえる。
そのためには、そこに持っていくための仕組みづくりが重要になってくる。
web2.0は売れない商品を売れる場所に移動させ
売れないお店に、その店の商品を買いたいお客を呼び込むことが可能になる。
そのテムを提案することが私どもの使命だと考えている。
つづく
流通業にそういったシステムがほとんど存在せず
そういった環境にさらされてこなかったからである。
大手メーカの薦めるシステムは、元からネットとの相性が非常に悪い。
そのメーカが独自に作った専用機などネット考慮なんかされてるはずが無い。
POSシステムに関しも大手のものは自社システムでの完結はあっても
ネットと連動してどうこうと言ったような動きはほとんど無い。
たとえば大手コンビニのチェーンなんかの場合は、
自店舗でのシステム作りは一生懸命でも外部との連動は少ない。
1万店舗もあるようなチェーン店であれば、自社完結でも大きな効果はあるが
数十店舗しかないチェーン店が自社完結したら致命的である。
数十店舗のチェーン店が発行するポイントカードなどはまさにその典型的な例である。
数十店舗のお店でポイントを発行し、顧客にサービスしているつもりでいる。
ポイントをもらってお客は喜んでいるもんだと勘違いしてる。
大きな間違いである。
お客は余分なカードを渡されて、買い物をするたびにカード提示を求められて
いつ貯まるかわからないポイントにため息ついてる。
それに未だにカード代を請求してくる店もいる。
自店舗の商品を購入しているお客に入会金(カード代)を請求する。
カードを作らないお客は、いつも損した気分で買い物を続ける。
そしてカードを作ったお客でも少し店に来なくなると
いつの間にかカードのポイントは消滅している。
追いついをかけるようにメールでポイントを消滅したことを告知してくる。
なんかちがう気がする。
お客のためにサービスしているつもりが自己満足で終わってる。
4-5年前ならともかく、最近ではポイントカードを導入したからといって
売上を伸ばしたと言う話は一切聞かない。
これらの大きな原因は、そのお店にシステムを導入したシステム屋が
自社システムの完結のみしか考えず、世間の動きを無視してきたこと。
2000年問題時のPOSシステムの入替えは、
大手POSメーカーのほとんどがネット連動とは否定的で
ネットとは結べないようなシステムの導入を進めていった。
その結果、リアルな店舗はネットの潮流に乗り遅れ
ネットは切り離された孤独な営業を強いていく結果となった。
方やネット通販は、飛躍的に伸びていった。
流通業が2000年問題でwindowsに変わっただけの古典的な
何も進歩していないシステムの入替えを終え5年間の足踏みをしている間に
楽天、ヤフー、アスクル、アマゾン等の巨頭が出没し
リアルな店舗と通販との切り離された営業展開が進んでいった。
今になってやっとリアルな店舗は
ネット連動、通販に後れを取ったことを後悔し挽回を図ろうとしている。
しかし店内のシステムは在庫、顧客、ポイントなど店内向けだけのシステムとして取り残されてしまった。
店舗はあわててネットに連動した社内システムの入替えに取り掛かろうとしている。
何年も使い慣れた旧システム、店舗だけの使用では何も問題はおきないが
ネットとの連動を考えたときには、旧石器時代のシステムである。
メーカはたった4-5年前に自分たちが打ったシステムであるにもかかわらず
システムを否定し、以前にも増した高額の見積を提示する。
そしてまた大手メーカはシステムの入替えで利益を上げていく。
旧態然のシステム会社が提案するものは、どこまでいっても旧態然である。
表面上の体裁を整えるだけで終わり、将来の展望を見据えていない。
数年先の展望を踏まえた設備投資が必要ではあるにもかかわらず
オープンでない専用機の環境では展望が見据えられない。
最低限私どもがパソコンにこだわるのはそのためだ。
パソコンであればオープンな環境から見放されることは無い。
5年先も10年先もこれだけのユーザーがいる環境を
メーカの都合で勝手には変えていくことが出来ないのである。
そしてパソコンであればネット環境との接続が保障される。
ロングテール、RSS、集合知、ソースのコントロール、サービスの提供
これらのweb2.0定義につないでいくにはプラットフォームとしてのウェブの利用。
流通業がweb2.0に接していくには、まずパソコンPOSであることが最低限必要な要素である。
はっきり言う。
web2.0は流通業にとってお店を生かし売上を伸ばし、集客する大きなツールになりえる。
そのためには、そこに持っていくための仕組みづくりが重要になってくる。
web2.0は売れない商品を売れる場所に移動させ
売れないお店に、その店の商品を買いたいお客を呼び込むことが可能になる。
そのテムを提案することが私どもの使命だと考えている。
つづく
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- [2006/10/04 23:42]
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