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JTB 子会社でばらばらなポイント 

またまた、ポイントネタです。

私は出張のとき、よくネットで飛行機やホテルを予約をする。
ネットで予約すると、多くのサイトでポイントが付く。
JTBもそうだった。

MyJTBというページがあって、
申し込んだ予約やポイントが見えるようになっていた。

年末に家族で旅行をしようとネットで検索して
MyJTBで手ごろなツアーを見つけた。
普通、一人であればそのままネットで申し込んでた。

しかし、うちは子供が3人いて、
一人は添い寝でよかったり、子供値引はいくら引けるだとか、
ネットでは細かな設定、リクエストがうまくできず、
妻に近くのJTBの窓口に行かせて申し込みさせた。

申し込みをするとすぐにポイントカードが送られてきた。
私は、当然自分のMyJTBのカードで予約が登録されたものと思い
MyJTBにログインしたら、予約もポイントも付いていない。
たぶんIDが別々に作られたのだろうと思い窓口に電話した。

窓口に電話して、驚いた。
「窓口とネットは会社が違うためポウントは別々です。。。」
同じJTBでポイントが違う???
よく聞くとネットは、i.JTB(アイドットジェイティービー))という会社が運営し
窓口はJTB首都圏が運営してると言う。

つまりネットのポイントと窓口のポイントはまるっきり違うのである。

いまどきこんな会社があるなんて。。。。。。

JTBは今年4月(2006/04)に分社化したのだという。
確かに会社を分社化して競わせることは日常化している。
しかし、会社を分社化して、顧客も分社化するとは・・・・
顧客にとって見れば、迷惑な話で
JTBの縦割りに顧客も縦割りにされている。

当然、インターネットで申し込んでも、窓口で申し込んでも
顧客は同じものだと思って考える。

インターネットでも見せ方も非常にまずい。
www.jtb.co.jpのドメインは、誰もがJTBのドメインだと思ってる。
しかし実態は150社の会社が集合体である。
JTB北海道、JTB東北、JTB関東、JTB首都圏、JTB中部・・・・
これをみると、窓口によっても顧客管理が別物みたいだな。
つまり池袋で申し込んでも、大宮では情報が共有されないらしい。

JTBのHPを見ると
グループ150社で共有するタイライン「Your Global Lifestyle Partner」を掲げました。
なんてと書かれてるが、顧客情報は共有されなかったらしい。

NTTやJR、高速道路じゃあるまいし、
政治の圧力で分社化しなくちゃいけなかったわけじゃないだろう。
同じお客が窓口、ネット、会社ごとにバラバラに管理されるなんて
ポイントが分散され、あきれることもあるが
統合ではなくバラバラを選んだ会社の将来はどうなんだろう?

JTBはまだまだ今までのコネクションの優位性はあるだろう。
昔に比べてネット上での操作性は随分良くなってて、
飛行機や宿が随分取りやすくなっていただけに
顧客やポイントが融合されなかったのは残念で仕方が無い。

すぐ後ろにネット系の会社も迫ってると思うのだが。。
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