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新しい商品の機種選定 

現在、新しい商品を開発中。
その過程において、省スペースのノートPCを拝見した。

会社に来られたのは工人舎の営業部長の佐藤氏、
工人舎の名前は最近ネット上でちょくちょく見かけてる。

工人舎のSAシリーズ
大きさはA5サイズのマイクロボディーで960g、
東芝のLibrettoやソニーのバイオUに近い。
しかし東芝、ソニーと何よりも異なってるのが価格である。
LibrettoやバイオUだと最低15~20万円はくだらない。
それが¥89800、約9万円で購入できる。

それほどスペックは高くはないが
7インチの液晶にAMD800Mhzクロック、512MBメモリ、HDD40GB
無線LAN、Bluetooth、有線LAN、USB×2、CF、SD
画面は800×480ドットで決して大きくないが明るい。




新しい企画で欲しかったのは省スペースPC
そして多くのお店で使ってもらうため低価格で使い勝手がいいこと。
少し大きめのノートPCを検討していたため希望にぴったりだ。

佐藤氏の話に、聞き入ってた。

工人舎は2004年にソーテックが外資系の傘下に入った際
その技術者が抜けて作った会社とのこと。
佐藤氏の話には商品を作るこだわりがあり、うちのコンセプトとも似ている。
この値段で商品を出せる秘話も教わった。

結論から言うと、会社があまり大きくなく、ニッチなマーケットを狙ったから
安く出せるんじゃないかなって気がした。
そこもうちによくに似てる。

うーん、この商品、私も個人的に欲しいかも。
新しく開発する商品とセットで売り出してみたいな。

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google革命の衝撃 



NHKで特集をするということで数週間前から見たかった番組。
「私たちが消費者を見つけるのではなく
消費者が私たちを見つけてくれる・・」

初めてNHKに取材を許可したという宣伝のため
かなり期待を持っていたが、
その内容は自分が知ってる範疇でしかなかった。

googleが何を目的とし何を意図してるのかを
知るには十分でもあった。
「人類のすべての情報を集めてる」
googleは、情報を集めて大河を作り、
そこに人を集中させようとしているんだなと。
それでもただ今はまだ、広告の域を抜け出せず、
企業の広告費の領域を抜け出せずにいる。

アフリエイトだけで生計を立てている少年
一時的には大金を得ることが出来ても永年暮らしていけるのだろうか?
googleがここ数年で急成長したということは、
今から数年でまた良くも悪くも急変化すると私は考える。

googleに富が集中し、人が集中しているのは事実だ
検索エンジンでチャンスを得た企業もたくさんあるが
今は競争が増し、チャンスを失った企業も多い。
検索エンジンから落ちた企業は経営が困難だ。
そのために検索の順位をいかにあげるか企業は競ってる。
私の会社も一緒だ。

ネット上の広告は現在、あまりにも影響が大きく
それを欠いて企業の宣伝は成り立たなくなっている。
しかし検索エンジンのマーケットの依存しすぎることも
企業にとっては、余りにもリスクが大きい。

そのため今、私の会社はいかに検索エンジンに依存しないで
やっていけるかの模索が始まっている。

無線LANを町の中に設置しようとしているgoogle
「位置情報や個人の嗜好を収集し活用する」と。
今のgoogleだと位置情報もかなりあいまいで、
個人の嗜好も、検索や通販購入商品の憶測でしかありえない。

これに関しては私のJANKEN.JPの考え方のほうが少し少し勝ってる。
検索や通販だけで得た嗜好と、リアルで購入した商品の嗜好
リアル購入した商品の嗜好のほうが純度が高い。
無線LANアクセスの位置情報と、購買したお店の位置情報
購買したお店の位置情報のほうがより純度が高い。

どこのネット企業もリアルな購買情報をまだ集められていない。
そう考えると私が考えた今の会社の活動も捨てたもんじゃない。

商品や購買したお店の情報をgoogle上でミックスさせれば
より便利に情報の密度が上がると考えられる。
お店にとっても、消費者がお店を見つけてくれれば効果は大きい。
益々リアルなお店のPOS情報の重要になるなと考えさせられた。

多事争論 ゴア氏 

昨夜、何気なくチャンネルを切り替えニュースを見てたら
私が見たのは途中からではあったが
筑紫哲也のニュース番組でアメリカ前副大統領ゴア氏が出てた。

視聴者を参加させて、質疑応答形式での番組ではあったが
まず、最初に感じたのは、「本当にゴア氏?」と感じるような激太り
現役の頃のゴア氏はスマートで先鋭な印象であったが
2000年の大統領選でブッシュに敗れてから今までの間
どれだけの苦い経験をしてきたんだろうと感じるものもあった。

ゴア氏といえば、やはり印象に残るのが京都議定書
なかなか各国が納得しない原案を調整しまとめた印象が残る。
それにはアメリカのかなりの譲歩も存在したが
それをあっさり否定したのが現ブッシュ大統領。
あまりに露骨な企業よりな政策に、世界中がここ数年翻弄されてる気がする。

私はやはり1990年代後半のアメリカのほうが好きだった気がする。
1998年12月に前大統領、ビル・クリントンがやはりTBSの筑紫哲也の番組に出たとき
不倫騒動で真っ只中ではあったが、クリントンが大好きになってしまった。
それは明確な物言い、将来を見据えての発言、世界を見つめての政策

http://www.tbs.co.jp/uspresident/index-j.html
今の政策の見えない日本と比べれば天と地ほどの差がある。

思わず、日本も大統領制にしてしまいたいと思ったほどだ。
http://hchuman.exblog.jp/4138273/

なぜここまで世界中が疲弊してしまったのだろう?
日本も今、一部大企業の都合による
非正社員との格差拡大、ホワイトカラー・エグゼンプション
実感の伴わない景気拡大による日銀の利上げ?
ご都合主義のマスコミの報道偏り、スポンサー擁護

日本人って寄らば大樹の陰的な発想が多くて
益々既得特権を持つものや大企業だけが繁栄し
少数意見や力を持たないものはないがしろにされていく気がする。

最後のほうでゴア氏が
「二度と大統領選に出ません」といった言葉
ヒラリー氏に対する遠慮なのか、なんなのか
何があったんだろうと、勘ぐりたくもあるが
よほど懲りたんだろうなと感じさせざる終えない

ただ、ただの人になってしまったゴア氏が
1000回以上も公演をし環境問題について問うたとしても
権力を持たざるものが、多くの民衆を束ねても勝てないんだなとつくづく感じる。

インターネットの中で意見を束ねてどう権力としていくか
それが今後の大きな課題なんだなと感じ取った番組でもあった。

2007年今年の抱負 

年始から

年始の朝礼にて、2007年今年の抱負を述べた。

今年のテーマは、「POS&Web2.0」
会社の今後のコンセプトは「街、人、店、商品の融合」
そしてそのキーワードは「コネクト」である。

POSがweb2.0といかに融合させていくかが今年の大きな課題である。

web2.0の中でも我々にもっとも密着しているのがロングテールである。

流通業は80対20の法則に基づき、20%売れ筋商品で、80%の売上が上がるといわれてきた。
そして80%の売れ筋ではない商品は、20%も売上が上がらないとされてきた。
その結果、80%の売れ筋では無い商品は店頭から外され、売れる機会を喪失してきた。

その顕著たるのがコンビニである。
スペース的な問題もあるが、コンビニに置かれる商品は多くても3000商品から4000商品、
そこに並べられる商品は、消費者の好む好まないにかかわらず
コンビに側、メーカーの戦略の裁量により変化させられた。

その結果、一般消費者は、商品を選ぶことなく購入をさせられてきた。
そのため、今までの消費は、幅広い需要に対する消費が狭められていたと言える。

いかに小さな商品でさえ、その商品を並べるにはスペースが要り、コストが掛かる。
物理的、コスト的な現状においては仕方がなかったとも言える。

インターネット、webの世界になってこの事情は変わった。
web上に広がるサイトは、サーバーのディスク容量を考えても
その商品を展示するスペースは検索を含めてほぼ無限といっていい。

ネットサイトを運営する者は、その無限のスペースに
いつ売れるか解らないものまで並べて商品を展示した。

その結果得たものは、
今まで売れないと思っていた商品が消費者の目に触れ、
その商品だけが特別売れることは無いものの、均等に売れていった。
これをグラフにすると長いしっぽに見えるためロングテールと言われる。

ロングテールは、一見通販サイトの独占上に見えて、
リアルな店舗を構える者にしてみれば相反するライバルのように見える。
しかし、リアルな店舗であっても、
人と店と商品を結びつける(コネクト)システムがあれば状況は一変する。
リアルな店舗に人が群れ、その商品を買いに集まるのである。

私はかねてから、POSとインターネットは共存すべきだと述べてきた。
しかしながら、従来型のPOSシステムは、売上や商品管理などのみを中心として
ただの情報を収集するマシンでしかありえなかった。

多くのPOSメーカーは、そのメーカ制POS機器の中で
POS機能プログラム単体のみでの起動しか許可(保障)をせず
インターネットはもちろん、POS機器の中で他のプログラムの起動を妨げてきた。
しかしながら、web社会の中で、
お店の前を通過するお客のみで成り立つリアル店舗がどれだけあるだろう?
今こそ積極的に、インターネットを活用し、
そのお店のその商品を買いたいと思ってる顧客を集客すべきである。

それは、ただ単にお店のHPを立ち上げろといっているのではない。
それは、Webの第一世代(web1.0?)の世界の話で、これは誰もが失敗してると認識している。
その最大の失敗の理由は、
1.そのお店のHPを見に来させる仕組みの欠如
2.そのお店のHPを見た後のメリットの欠如
3.莫大な情報に埋もれて、そこにたどり着けない。
等々である。

お店にはパソコンすら導入していないお店がたくさんある。
POS機器はあってもパソコンとして使用できるものが無い。
大型店なら、POSとは別にパソコンを導入して、
ネットとの融合にチャレンジすることも考えられるが
中小店、もしくはテナント店なんかであれば、
そのスペース、その予算において無駄な投資をする余裕があまり見られない。
そこにパソコンであるPOSシステムがあれば、一台で十分に利用価値が出てくる。
それがパソコンPOSである。

POSシステムは今、単に売上を上げるためだけのシステムではなく
そのPC、インターネットの機能を十分に活用しネットとの融合を図る時代に突入した。
これからは、売上だけしか上げられないPOSシステムの時代は終わる。

これからのPOSシステムは、
インターネットを活用し、街、人、店、商品をコネクト(結合)し、顧客をお店に誘導する時代。
ビジコムのPOSシステムを導入したら、
ただ単に売上が集計できます、ではなく「売上と顧客が付いて来る」
それが「POS&web2.0」であると断言し、そのシステム作りに今年は着手する。

すでに私の頭の中には、80%の設計図が出来上がり、
売上の上がる仕組み、顧客が集まる仕組みが見えてきている。

今年は着々とその仕組みづくりに取り掛かり
当社のPOSシステムを使用するお店に満足感を与えられるように。

謹賀新年 

あけましておめでとうございます。
年末に帰国して、慌しいまま年始を迎えました。

昨年はブログ、ミクシー、ナイル等々、皆様との色々な出会いがあり
より多くの方々と交流を深めることが出来ました。
皆様に感謝すると共に、昨年は色々とありがとうございました。

元旦の夕方から、
近くの鬼子母神へ家族と共に初詣に行ってきました。
夕闇迫る中、まだまだ多くの方々が参拝にされていました。


私も家族の健康平和を祈ると共に、会社の安定等々を祈願してきました。

今年はどんな年になるんでしょうか?
毎年、いい年にしたいと思いながら、なかなか思うようにはいきません。
はたから見れば十分にいいのかもしれませんが
毎年、飽くなき希望に向かって進むことが
ひとつの成長につながるのかもしれませんね。

子供たちの成長と共に、自分も成長したいと
今年も飽くなき願望は続きます。

皆さん、今年もよろしくお願いします。