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1円の円安で十数兆円もの資産が消える 

今まで書いた内容を少し整理してみると、
今の日本に必要なのは円高で金利の値上げです。
まだまだ円高をリスクだと言うマスコミは多い。
でも、円高になれば、いずれ株も上がり、国民も助かります。
金利が上がれば利息による個人消費も生まれ、
金利を目当てにした外国資本も流入しやすくなります。
今はあまりに安い金利で、日本で貸し出しお金が海外に逃げ、
それがサブプライムの一部要因にもなっています。

日本の個人金融資産は、およそ1400兆円あるといわれており、
もし、対ドルに対して一円円安になったとすると、
たった一円でも十数兆円もの資産が消えることになります。

それをたった一ヶ月の間に7兆円もの資金をつぎ込んで
円安誘導を起こした旧小泉政権は異常です。
結局は二年の間で35兆円もの資金をつぎ込んで円安誘導しました。

円安誘導で利益を得たのは輸出企業です。
先日の貿易黒字の発表では、
2007年度は約10兆円の貿易黒字だそうです。

円が1円安くなれば、十数兆円資金が減るのに、
たった10兆円の貿易黒字で日本は喜んでいます。
結局は円安誘導して、日本の個人資産が目減りし、
そして、ほんの一部の企業だけが貿易黒字を得て儲かります。

しかも、その利益は国民には還元されません。
ここに、個人資産から一部の企業にお金がシフトするからくりがあります。

結局、前政権小泉・竹中路線は、
円の価値を下げ、外国資本の参入を容易にし、
国民の資産の海外譲渡を企んでたんではないかと疑いたくなります。

そう考えると、小泉時代の郵政民営化政策は、
異常なまでの円売り、ドル買い介入、によって日本の価値を下げ
外国資本に郵政や多くの日本企業の買収を容易にさせる意図があったのではないかと考えてしまいます。

一部の輸出企業は円安政策により、輸出が伸びると喜んで入るものの、
自分たちが持っている価値を目減りさせられてるのも知らずに喜んでいます。

4年前にそれを予言できる人がいたということは、
そのシナリオを書くことが出来た人もいたはずで、
本当に頭のいい人だけがわかるからくりなのかもしれません。

恐ろしいことです。
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ポイントと消費者 

私の従姉妹がヤマダ電機で2500ポイント消滅して怒ってる。
私はヤマダの本社にも行った事があるので複雑な思いだ。
たぶん、従姉妹はヤマダで二度と買うまい。

ポイント発行者はポイントと言う手段でお客を囲い込んだと思ってる。
でも、何度か私も声高々にして主張してるが
ポイントカードと言うのは諸刃の剣なのである。
消費者の中には、
ポイント発行者がポイントの消失を喜んでいると思ってる人々が
あまりに多く存在しポイントの仕組み自体に危機感を持ってる。

お店は
ポイントカード発行する=お客に対するサービス
と考えている。

でも一般消費者からすれば
ポイントカード=邪魔
ポイントカード=面倒
ポイントカード=貯まらない
ポイントカード消失=悔しい
ポイントカード消失、悔しい=二度と行かない(乗らない)

こんな図式が成り立とうとしてる。

ポイントの性格には二種類ある。

1.お客はお金を払って得たポイント
2.何もしないで貰ったポイント

お店で得たポイントは、お金を払った結果貰ったポイントである。
それをポイント発行者は意図も簡単に消去してる。
それが数十ポイントと言う単位ならまだしも
数千ポイントと言う単位ですら期限切れで消去してる。

実は私も
ANAのマイレージで今年切れる358マイル、JALで1625マイルある。
ANAもJALも1万ポイント無いと何も出来ない仕組みである。
今年の12月末に消滅してしまうのがわかっていながら
なにもすることが出来ない。
あわてて飛行機に乗っても無駄なだけである。
だから私は、国内線でポイントを駆使したことが一度も無い。
また、年末に悔しい思いをすることだろう。

お前がANA、JALの国際線に
乗らないからだと言われるからかもしれない。
しかし海外は出来るだけノースウエストを使ってる。
デルタやアメリカンやユナイテットを使うこともあるが
アメリカ便はノースが多い。
これはノースが永久ポイントにしてるからだ。
これなら貯まるためポイントを使うことも出来る。
一度はビジネスクラスで家族でハワイを往復もした。

消費者の真理を考えると
ポイント消滅のマイナス効果は非常に大きいと考えてる。
ブログに恨みを書き連ねる作者は今後増大するだろう。

実は当社開発のPOSシステムにもそう言う機能はある。
でも私としてはあまり使わせたくない機能だ。
中には莫大なポイントを発行して、お客をひきつけてる企業もある。
本来値引く商品を、メーカーとの兼ね合いでポイント還元したり
衣料のように自社製品のため、大幅なポイントを付けたり
そのような企業は会計水準で数億円ものポイント金額が発生してたり
そういう企業はいかにして、ポイントを消滅してしまおうか
躍起になってるのも確かである。

ポイントは誰のもの?→お客様の物。
ポイントは何のために発行?→お客様へのサービスのため。
ポイントで喜ばれている?→不満が多いお客様も増えている。
ポイントは集客に役立っている?→どこでもやってて差別化が難しい。

私だったら、経営不振に陥ってるJALなど、
ポイントの仕組みだけで経営の建て直しが出来ると思う。
飛行機会社のマイレージほどファンが多いものは無いのに
そのファンを無視して経営断行とはあまりにも短絡的。

ポイントは使わせて始めてそのありがたみが生じるもの。
使わせずにサービスしてると思うな。

ポイント発行者の皆様
私の従姉妹をこれ以上怒らせないでください。。。

ちなみに、こんなサイトもあります。
http://www.poitan.net/
このサイトは、消費者の防衛のためのサイトとだんだん思えてきました。

また、同じ消滅でも、駐車場のタイムズのように寄付をするような会社は
これはとっても許せますね。
http://www.timesclub.jp/main.cfm?dir=tmp&action=detail&sid=806

4年前の恐るべき洞察力 

たまたま、資料を調べてて見つけた2chの4年前の記述。
内容を読むと、予言のように今の社会を言い当てている。

最初は誰の記述かわからなくて調べてみたら
どうも、ジェイコム株大量誤発注事件にて一躍有名になったデイトレーダーの
「ジェイコム男」ことB・N・F氏の記述らしい。

1月の介入総額7兆、とは2004年(H16)1月に円売りドル買いされた介入を指し、
そのお金がその後どのようにめぐりめくるかつぶさに予言している。

私もその当時、円安政策には批判的であったが、ここまでの洞察は出来なかった。
彼は単なるデイトレーダーではなく、天才であろう。

それにしても、凄い。

元ソーズ

61 :B・N・F ◆mKx8G6UMYQ :04/01/31 22:38 ID:ONsb/PBy
1月の介入総額7兆って・・・・・マジでいい加減にしてもらいたい
為替介入によって円からドルに変えられそのドルでアメリカの債権を
買う事によって市場に出た金によりアメリカの株価や住宅価格が堅調になり
アメリカ人はそれを担保に借金をしてアメリカでの消費が伸びる
それにより日本企業の業績もよくなる。
よって日本の輸出産業も目先の業績にとらわれ介入を望む。こういうこ事なのだろうか?
しかし、この目先の景気にとらわれたかのような政策は将来的にスタグフを
招く可能性があるのではないか?なぜならこの介入によって市場に出た金は
一次産品にも流れる可能性があるからだ。今は住宅価格や株価が堅調なんで
アメリカの消費は順調だがこれは少しでも悪循環になれば
一気に不の連鎖に陥る可能性がある。この時このジャブジャブの金が
都合よく債権だけに流れればいいが一次産品に大量に流れたら大変だ。
ただでも消費が落ちれば企業の業績に響くのに原材料の調達コストがかさむと
その分を補うために企業はリストラや減給でしのごうとするのではないか?
それが消費悪化につながり更に企業業績を圧迫するのではないか?
そのことで更に株から一時産品に金が流れるという悪循環に陥る可能性がある。
一次産品にお金が流れれば原材料だけでなく食料品の価格も上がる
給料や仕事が減り食料品の価格が上がれば家計を圧迫しそれがまた
消費を落ち込ます事になるのではないか?特に日本は食糧自給率が低いから大変だ。
今の目先の業績にこだわったかのような政策が将来のスタグフを招かないか
懸念せざる得ない。企業は目先の業績にとらわれず1ドル=80円でもやっていける
体制を作り介入には批判的な立場を取ってもらいたいものだ
スタグフだけは絶対に阻止しなければいけない。よって私は今の介入額の多さには
批判的にならざる得ずスタグフにならない事を切に願うだけである。

63 :cis ◆YLErRQrAOE :04/01/31 22:49 ID:GqqfY3zw
>>61
やべぇ
BNFがガチンコ意見だ。。。

俺はそれに加えて、今は市場がワールドワイドになってきてるから
資本がある国で高付加価値以外の生産をする価値が急激に意味無くなってきてると肌で感じてる。
うちの会社の下請けさんがコストダウンしてぎりぎりの見積もりだしてきても
中国に出せばその半額だし
実際は資本がある国でも資本家以外は労働せざる負えないんだけど
なんか空洞化が激しすぎて、今は昔からの年功序列終身雇用の惰性で
なんとか家計もやりくりしてるけど、もっとシビアに例えばGEの総合職並に
使えないやつは即切るという感じになったら日本の労働者達はかなり厳しい環境におかれると思う。

そのいけんはほとんど意見は禿道です。
俺はそんなに具体的には考えてなかったけど。
そろそろあと4年後ぐらいに一次産品にこのインチキ日銀マネーがまわり回ってくる
こともかなりあると思う。

76 :B・N・F ◆mKx8G6UMYQ :04/02/01 00:11 ID:BFmPJc84
>>63
中国もその状況がおいしいんで元の切り上げを嫌い
去年日本同様ドル買いまくりで外貨準備金増えまくり
もう勘弁してくれって感じ。
4年後ってよりもう去年も一次産品上がってるしね。
太平洋金属や住友金属鉱山が上がったのが象徴してるね。
世界の人口が増えてる傾向でこんな市場を資金ジャブジャブにしたら
食料品が上がちゃわないか心配。日本は食糧自給率低いし。
マジでもうこれ以上資金ジャブジャブにしてほしくないよ。
ってか1月だけで7兆か。年間の日本の貿易黒字いくらだよ。あ~あ。


金利引き上げ論 

金利引き上げ論

18日のブッシュ大統領の16兆円の景気対策の後、
世界同時株安が発生し、世界中が混乱している。
しかし、世界同時株安で売られたお金はどこに流れているのであろう?

結局、株から引き上げられたお金は金余りとなり、
金や石油などの一部の商品に再投資され、異常な値上がりを続けている。
世界同時株安と言いながら、どこかでお金が溢れている。

今日、日銀の福井総裁が利上げ見送り金利0.5%の維持を発表し、
先ほどアメリカFRBは、金利の0.75値下げを発表した。
一部には日銀は利下げするべきだとの声も強いが、私はそうは感じない。
なぜ、アメリカに連動して金利を下げなくてはならないのか?

私はこのようなときにこそ、金利を上げるべきだと考えている。
そして、海外からの資金を流入させ、内需を拡大すべきだと考える。

そもそもサブプライム問題を起こしたのはアメリカであり、
日本はアメリカとの連動を避けて動くべきである。
それが最近よく言われているデカップリング(切り離し)であろう。
それがうまく出来なくて、同時株安の事態に陥っているのである。
協調利下げなんてものを起こしたなら、日本もまたアメリカに追随である。

今の日本はたった0.5%の金利の幅しか持たないため下げても効果は乏しい。
それに多少の金利を上げたとしても、流動性資金が吸収されるものとも思わない。
日本は今、不況時の物価高、スタグフレーションである。
ただこれは、物価高のコストインフレであって、金余り過剰な流動性によるものではない。

そもそも経済学では、物価高に行なう政策の基本は金利の値上げではなかったのか?
この当たり前のことが行なわれなくなった最大の理由は円安政策である。
輸出企業ばかり保護するため、意図的な円安誘導が行なわれ、円高は悪とされた。
円が安くなったために、内需は疲弊し格差が生まれた。

今、日本に求められているのは輸出拡大より内需拡大である。
金利を上げると円高になり輸出が伸びない。
内需拡大が出来ていない日本は輸出が伸びないと困るから円安政策という。
しかし、サブプライムで傷ついたアメリカにそれほど輸出が進むであろうか?
この間違った政策そのものが今の日本を経済では一流ではないものにしている。

では、金利を上げたら日本はどうなるであろうか?
株が下がると言う意見も多いが私はそうは考えない。
金利を上げて株から貯金に流れるのは平時の習性であり、
海外からの資金の流入をまるで無視した考え方である。

金利を上げれば海外からの資金は流入し、資金流入が始まればおのずと株も上がる。
幸い日本は多くの経済学者が言うように売られすぎで売られる理由が少ない。
それに今は多くの引き上げ資金が余剰されて行き先がなく困っている。
そのため、ちょっとした流れの変化で大量の資金流入がなされる可能性がある。

ただ、そうはいうものの
サブプライム以降、多少の金利の上げ下げなど無意味だとは考える。
世界中がマネーゲームに走り、ババ抜きをやっているのだから。

今は一言、偉い人が発言し引き金を引くだけで、
一気にお金が流動し、一気にお金が引き上げる時代だからである。
一言首相が「日本は国益を重視し円高政策を採ります」と一言、

到底、御手洗氏などに反対されて出来ない発言ではあろうが、
国民には優しい政治になるであろう。

内需拡大政策を忘れた日本 

円安政策をとり、輸出の拡大ばかりに精を出してきた日本、
そのため、どの国よりも内需の拡大に失敗してきた。

ましてや、1999年に恒久減税として実施されてた定率減税を
もう景気が回復したと、いとも簡単に廃止してしまった。
ここ数年来、国民は給与所得の伸びがないのを実感している中での、
減税廃止(増税)は急速に一般消費の成長を止めた。
これは1990年の総量規制の失策に似ている。
日本はいつも官僚が急ブレーキをかけて失敗をする。

大田弘子経済財政担当相が18日午後、衆参両院の本会議で経済演説した、
「もはや日本は『経済は一流』と呼ばれる状況ではなくなった」との演説は、
表向きの日本と内面の日本を言い当てている感じがする。
表向きの大企業(輸出企業)を中心に考えると景気が良く、
裏側の中小企業を中心に考えると景気が悪い。

大田氏は以前にも、タクシー運賃改定で反対を表明してたため、
あれ?と思ったことがある。
安倍・福田両内閣の中で、一般庶民の目を持った大臣だなと感じていたため、
今回の発言は、それを裏付けるものとなった。

サブプライム問題で危機感を抱くアメリカはブッシュ大統領が
18日に16兆円の「戻し減税」を含む景気対策の概要を発表したが、
日本はいまだ何も発表せず。
この政策は、以前1999年日本にもあった地域振興券に似ており、
私自身は内需拡大の観点から、それほど間違った政策ではなかったと感じている。

しかし地域振興券は、効果が少なかったとの意見も多いが、たかが総額6194億円
この程度で日本の景気が大きく好転するはずもない。
今回のアメリカの景気対策がどうなるかはわからないが、
16兆円もの景気対策を行なうのであるから、
アメリカは内需拡大の正しい政策を実行しているんだなと感じ取れる。

今、世界が日本を見ている目は、
いかに日本がアメリカと切離れ独自路線をとり、内需拡大に走れるか?
それが世界の目を日本市場向けさせる大きな成功論だと考える。

前回の円高容認論を書いた後、銀行に勤めるマイミクさんから、
円はドル高ではあるが、実効為替レートはかなり低い、との資料をいただいた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/47/naruhodo276.htm
その資料によると1985年9月プラザ合意以来の「円安」水準だそうだ。
どうりで昨年ソウルに行った際もハワイに行った際も円が弱いなと実感した。

何度も言うようであるが、円高は国益であり、内需の拡大こそが、
今の日本の生き残る方向性だと考える。

円高容認論 

サブプライム問題以降のマスコミは、次なる社会不安要素として円高を上げている。
あるマスコミはそれを「円高リスク」と呼び、危機感をあおってる節もある。
私は常々感じてきたことではあるが、
いつから誰が円高を悪と決めてしまったのであろうか?

円が1円上がったとしたら、国民全体の持つお金の価値が上がる。
国民の資産が増えることのほうが重要なはずだが。

円が上がれば輸入商品は安くなる。
たとえば、値上がりしている石油だって、円の価値が高くなれば安く輸入できる。
高くなった食料品だって、円が高くなれば安くなる。
海外旅行だって、円が高くなれば安く買い物が出来る。
ちょっと考えただけでも、円が高くなることは大きなメリットも多い。
国民の財産が増える方向に導くのが円高である。

これこそ国益であるはずである。

それなのに、政府、マスコミは円高リスクと呼び、円が安になることばかりを望む。
円が上がるとある輸出企業の利益が数十億円消える、
と、一部企業の悪い話ばかりが強調される。
しかし、これは私企業の業績であって、日本全体の国益の減少ではない。

確かに円安によって輸出が伸びて、国益が増していった時代もあった。
ジャパニーズ、アズ、ナンバーワンなんて呼ばれていた時代がそうである。
輸出企業が日本の産業を牽引し、利益を上げた企業は給与や税金として国内に還元し繁栄した。
一昔のように、輸出企業が収益を上げ、ちゃんと国内に還元していたなら、国益にもなりえるであろう。

しかし今はどうであろうか?
輸出企業ばかりが企業業績を伸ばし最高利益を上げる会社も続出している。
いざなぎ景気を越えたといわれる実感のわかない好景気は、ある一部だけの好景気を反映している。
統計に反映しずらい一般社会全体は、この好景気とは無関係で不況のままである。

それは、好景気と呼ばれる企業で働く人たちの賃金でさえ、給与は伸び悩み、
社員になれる人はましなものの、社員になれない工場派遣労働者が蔓延し、
海外との競争においてできるだけ低い賃金にての労働を求められる。

いまや輸出企業がいくら海外で収益を上げたとしても、国内に還元されない仕組みが出来上がってしまった。
これでは、いくら円安にして輸出企業を援助しても、国民は貧しいままである。
しかし今や円安は、一部の輸出中心企業のメリットでしかない。

円安は国民にとって何のメリットも得られず、弊害ばかりが目立つ。
サブプライムの問題に対してドルが衰退していくのはわかるが、
関係のない円もドルと連動しすべての通貨に対して円安になろうとしている。
しかも、政府やマスコミがそのドル以上に円安を望むわけだから
このままであれば円はどの通貨よりも弱い立場で円安に誘導されかけてる。

輸出企業から見れば円安はプラスだが、国民から見ればマイナスである。
逆に国民から見れば円高はプラスである。
政府だけではなく、マスコミの論調も早く目覚め、
円高は大きなメリットとして考えるべきであろう。

私は、円が実態に見合ったしっかりとした価値を持ち、
円高になることによって一般消費が伸びる国民の豊かな生活を望む。

PS.
財務省の統計資料、「外国為替平衡操作の実施状況」を見ると、
http://www.mof.go.jp/1c021.htm
平成15年から16年までのたった二年間の間に35兆円もの円売りドル買いが行われている。
小泉政権の時代に、ここまであからさまな円安誘導が行われている。
これは35兆円もの国の予算(国民の税金)を使って、国民のもつ円の価値をわざわざ下げたのである。
政府、マスコミは円高になると大変なことになると騒ぎ立てる。
しかし本当にそうであろうか?
そこまでして、なぜ国の通貨の価値(国民の財産の価値)を下げなければならないのか?

しかも、円売りドル買いにて得た、ドル資金は、
「流動性等に問題のない主要先進国債券に運用されている」と日銀は説明している。
これは、アメリカの国債?ってことかなと考えてる。
円を売ってドルを買って、そして買ったドルでまたアメリカの国債を買っている。
どれだけ、日本はアメリカのために資金をつぎ込まなければならないのか?
しかも、このドルを買い支えている資金は、日本国民の負担である。
ドルの衰退が、日本に連動しないことを望む限りである。

新年、決意。 

あけましておめでとうございます。

新しい年を向かえ、また新たな決意を秘めている。
昨年は、あらゆる意味で新しい活動の年になった。
そして今年も、その活動の延長線上に行動すべき年。

社会は混迷を極め、色々と難しい時代に突入している。
今まで私の仕事は、国内の流通だけを見ていけばよかったのに、
近年の仕事は、世界マーケットの変貌に影響するのだとつくづく感じている。

それは、私どもの会社が6000店舗ものお店を抱えるようになったとき、
ちょっとした社会の変貌が、影響をもたらすのだと感じた。

今日本から、多くのお金が引き上げられて、
その影響が顕著に日本の流通マーケットにも現われている。
消費が伸び悩み、需要が減っていく。
サブプライムのような問題も、日本の景気に悪影響を及ぼし、
それは流通マーケットの中にも響いている。

ただ、世の中の変貌は「需要と供給」
水は高い場所から低い場所へ流れていく。
必然性があって資金は移動し、必要な場所へ流れていく。

今日本は、必要性のあった時代から、なくてもいい時代に変化した。
ジャパン、アズ、ナンバーワン、と言われた時代は過去の世界、
工業製品や知的産業は、続々と後からやってきた国々に追いつかれ、
今まで通りの産業では日本は成り立たない世界にきている。

ただ、
色々海外を見ていると、まだ日本も捨てたもんじゃないな、
ってことを感じてきます。
新しい文化が生まれ、新しい時代を先導する力が日本にはある。
それは、アニメやフィギュアやオタク文化だ。

お店のPOSシステムを扱っていると、
そのようなお店のオープンに数多く立会い、
その勢い、その成長性に気づく。
勢いのあるお店には、日本人だけでなく、外国人の訪問も多い。

今からの時代が、難しければ難しいだけ、
その変化に敏感に反応し、移り変わっていく必要がある。

だからこそ、私の会社も、変化に敏感に反応し、
お店の売り上げがなかなか伸びない時代だからこそ、
私どものPOSシステムの効果や価格競争に競い合い、
他社に負けないような戦略をとっていける。

売り上げが上がらなければ、売り上げを上げられるPOSシステムをつくればいい。
お客が集まらなければ、お客を集められるPOSシステムをつくればいい。
システムが高価であれば、安いPOSシステムを供給すればいい。
どこをとっても、今の私どものシステムが負ける要素もなく、
お店に喜ばれるシステムを供給できる自信がある。

今だからこそ、私どものシステムが生きる時代だと、
つくづく感じ取れる。

今年は勝負の年。
皆様どうか、よろしくお願いします。

社長ブログを引っ越します。 

現在、エキサイトで掲載中のブログを、
ここに引っ越してくる予定です。

ライブドア→
http://blog.livedoor.jp/chuman/archives/50568837.html
エキサイト→
http://hchuman.exblog.jp/

FC2 と三度目の引越しになります。
エキサイトが、データ移行機能がありませんので、
一件一件の引越しになるので、
すべての引越しが終わるまでには、時間がかかるかもしれません。

お手数かけますが、ご了承ください。