CRMではなくCAMを考える⑤ チラシリンク
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前回、店舗の集客ツール(店舗プロモーション)として紹介した
「ポイントリンク」「家計簿リンク」だが、
私自身はこの手法によってお客様をお店に導けるのは、
ポイントリンクが10%、家計簿リンクが10%ぐらいの比率だと考えている。
ポイントを集めている消費者は非常に多いが、都市部、地方部によってかなり格差がある。
鉄道が強い都市部では鉄道会社のスイカなどの電子マネーが氾濫してるし、
空港がある、なしでもマイレージを集めるか、集めないかも違う。
沖縄のようにやたらとエディーが普及している地域もある。
そのため、一概にポイントのオープン化ですべてが集客と行かない。
また家計簿は、つけている人、つけていない人の格差は大きい。
家計簿を付けている人にとってはPOS連動の自動家計簿作成は魅力だが、
家計簿を付けていない人にPOSと家計簿が連動しているといっても興味を示さない。
今後、家計簿ユーザーが増えていくにしろ、やはり限定的な集客方法である。
ただ、それにしてもまるっきり外部からの集客行動を起こさないよりも、
起こしたほうが少しずつでもお店の売り上げのアップにつながる。
お店の売り上げを上げるためだからといって、コストをかけていたのでは意味が無い。
コストを余りかけずに効果的な集客方法を作る必要があった。
「BCチラシリンク」は、ポイントリンクや家計簿リンクでは満足できない
集客をもっと強力に進める考え方で生まれた。
お店は多くのお店で新聞折込などのチラシを実行している。
新聞折込が無理だとしても、店頭ポスターやネット宣伝など、
いろいろな形でお店を宣伝し、集客活動を行っている。
新聞折込のチラシだと、1部に付き紙代、印刷代、配布を含め20~35円前後、
5000部ほど撒くとすぐに15万~25万くらいはすぐに費用がかかってしまう。
このような費用をかけてチラシを撒ける余裕のあるお店はまだいいが、
最近ではなかなかこのような費用までかけてチラシを撒ける余裕のお店が少ない。
しかし、宣伝を怠るとお客が遠のいたり、ライバル店に差をつけられたり、
なかなかうまくいかない。
また最近では新聞を取らない家庭が4割近くに達しており、
必要な家庭になかなか知らしめることが出来ないという構造的な問題もある。
新聞で撒くチラシがマスメディア化し、ターゲットとする客層になかなか届かない。
新聞が今後廃れていくと考えたとき、紙媒体のチラシを補う媒体が必要になる。
そう考えたときに、ますますネットが媒体として力を持つ。
とはいえ、ネットは万能ではない。
まだまだネットを利用しない人も多いし(特に老人など)
ネットもPCや携帯など、利用する手段に好みが出てきている。
それにあわせて、料金、課金体制を考えていく必要がある。
今の広告媒体には大きな欠陥がある。
広告の手法は大きく分けて、マスマーケティングかダイレクトマーケティングだ。
マスマーケティングであれば、莫大な費用がかかり効果が薄い。
ダイレクトマーケティングは、ピンポイントではあるがリストに無い客には不可能だ。
つまり、マスでもダイレクトでもないこの中間の広告媒体が少ない。
この中間広告媒体をネットで行える可能性が高い。
今の広告媒体マスメディアは、露出にあわせた従量制ではなく、
効果があっても無くても費用がかかることが大きな問題で、
ネットの時代になれば、効果にあわせて費用を払う時代になる。
お店は広告宣伝にかけた費用よりも、利益が上がれば使えるし、
かけた費用が高すぎて赤字であればやめる。
ネット広告であるならば、従量課金での広告のかけ方になっていく。
チラシリンクに似たようなサイトはすでにある。
ぐるなびややホットペッパー、タウンページ、携帯サイトなどである。
しかしながら、ぐるなびやホットペッパー、タウンページ、携帯サイトはあまりにも高すぎる。
従量課金ではないので、効果があろうがなかろうが費用は一緒だ。
ホットペッパー、タウンページなどは、費用の多くが紙代、印刷代等の物理的な経費で、
お店が負担するのはかなりきつい。
そんな感想を常に持っていたため、「BCチラシリンク」では、
当社システムBCPOSやTenpoVisorを使っていただいているお客様には月額を無料とした。
当社からすれば、広告宣伝費をもらうことが収益のビジネスモデルではない。
POSやASPサーバーを利用してもらうことがビジネスモデルだ。
だから、集客してお店が収益を上げ、店舗展開をしてもらいたいがためのサービスだ。
お店が利益を上げて、店舗を増やしていけるならば、当社としてもメリットがある。
ただ、POSシステムをすぐに入れ替えろというのは無理である。
なかには、POSまで必要なくレジでいいお店もあるであろう。
そのため当社システムを使ってないお店は、一店舗月額利用料¥1000と格安にした。
今使っているシステムが満了して、買い替えの時期に当社のBCPOS等を検討してもらえればいい。
そのときに、単なるPOSではなく、集客のできるプロモーション付きPOSと理解してもらえれば、
当社にとって、チラシリンクのような集客システムを無償で提供することには意義がある。
そして露出した効果が測定できるようにし、対費用効果が見えるようにした。
チラシといっても、折込チラシにこだわることは無い。
たとえば、店頭ポスターだってタイムセールスだって、
すべての情報はチラシとして配布が可能だ。
お客様に伝えたい内容を、ネットに書き込み公開する。
お客様はタイムリーな情報が常に閲覧できるし、
店舗ごと、商品ごとに情報を知ることが出来る。
家計簿として使っているお客様は、日々の買物情報、マイマップが登録されているため、
自分がいつも買っている商品の安売り情報があれば表示され、
自分の家から近い順にお店のチラシ情報が表示される。
お客様からすれば、自分にマッチした情報だけが表示されるため、
余計な情報に時間を使わず、必要な情報取りに専念できる。
また、自分が知らないお店の情報もアップされるため、
お店にとっては新規顧客の誘導ツールとして大きな効果が期待される。
少ない費用で効果がある広告をお店は望んでいる。
且つ、チラシはポイントや家計簿リンクに比べ、制約が少なく誰でも見れる。
露出が多い分だけ効果が見られるため、集客効果を50%とした。
チラシリンクで告知しお客様に常に新しい情報を届けて、
既存顧客以外の開拓を進めることが今の時期の最善方法だと考える。
このように、「ポイントリンク」「家計簿リンク」「チラシリンク」の三つの方法が、
現在私の頭の中で思いついたネットを使った集客方法だ。
今回、3つの方法をプレスに発表しすでに活動を始めている。
明日から開かれる展示会リテイルテック2009では、
「プロモーション付きPOS」としてこの3つの方法のプレビューを行う。
たくさんの人々に見ていただければ、そのよさは感じ取れると思っている。
「ポイントリンク」「家計簿リンク」だが、
私自身はこの手法によってお客様をお店に導けるのは、
ポイントリンクが10%、家計簿リンクが10%ぐらいの比率だと考えている。
ポイントを集めている消費者は非常に多いが、都市部、地方部によってかなり格差がある。
鉄道が強い都市部では鉄道会社のスイカなどの電子マネーが氾濫してるし、
空港がある、なしでもマイレージを集めるか、集めないかも違う。
沖縄のようにやたらとエディーが普及している地域もある。
そのため、一概にポイントのオープン化ですべてが集客と行かない。
また家計簿は、つけている人、つけていない人の格差は大きい。
家計簿を付けている人にとってはPOS連動の自動家計簿作成は魅力だが、
家計簿を付けていない人にPOSと家計簿が連動しているといっても興味を示さない。
今後、家計簿ユーザーが増えていくにしろ、やはり限定的な集客方法である。
ただ、それにしてもまるっきり外部からの集客行動を起こさないよりも、
起こしたほうが少しずつでもお店の売り上げのアップにつながる。
お店の売り上げを上げるためだからといって、コストをかけていたのでは意味が無い。
コストを余りかけずに効果的な集客方法を作る必要があった。
「BCチラシリンク」は、ポイントリンクや家計簿リンクでは満足できない
集客をもっと強力に進める考え方で生まれた。
お店は多くのお店で新聞折込などのチラシを実行している。
新聞折込が無理だとしても、店頭ポスターやネット宣伝など、
いろいろな形でお店を宣伝し、集客活動を行っている。
新聞折込のチラシだと、1部に付き紙代、印刷代、配布を含め20~35円前後、
5000部ほど撒くとすぐに15万~25万くらいはすぐに費用がかかってしまう。
このような費用をかけてチラシを撒ける余裕のあるお店はまだいいが、
最近ではなかなかこのような費用までかけてチラシを撒ける余裕のお店が少ない。
しかし、宣伝を怠るとお客が遠のいたり、ライバル店に差をつけられたり、
なかなかうまくいかない。
また最近では新聞を取らない家庭が4割近くに達しており、
必要な家庭になかなか知らしめることが出来ないという構造的な問題もある。
新聞で撒くチラシがマスメディア化し、ターゲットとする客層になかなか届かない。
新聞が今後廃れていくと考えたとき、紙媒体のチラシを補う媒体が必要になる。
そう考えたときに、ますますネットが媒体として力を持つ。
とはいえ、ネットは万能ではない。
まだまだネットを利用しない人も多いし(特に老人など)
ネットもPCや携帯など、利用する手段に好みが出てきている。
それにあわせて、料金、課金体制を考えていく必要がある。
今の広告媒体には大きな欠陥がある。
広告の手法は大きく分けて、マスマーケティングかダイレクトマーケティングだ。
マスマーケティングであれば、莫大な費用がかかり効果が薄い。
ダイレクトマーケティングは、ピンポイントではあるがリストに無い客には不可能だ。
つまり、マスでもダイレクトでもないこの中間の広告媒体が少ない。
この中間広告媒体をネットで行える可能性が高い。
今の広告媒体マスメディアは、露出にあわせた従量制ではなく、
効果があっても無くても費用がかかることが大きな問題で、
ネットの時代になれば、効果にあわせて費用を払う時代になる。
お店は広告宣伝にかけた費用よりも、利益が上がれば使えるし、
かけた費用が高すぎて赤字であればやめる。
ネット広告であるならば、従量課金での広告のかけ方になっていく。
チラシリンクに似たようなサイトはすでにある。
ぐるなびややホットペッパー、タウンページ、携帯サイトなどである。
しかしながら、ぐるなびやホットペッパー、タウンページ、携帯サイトはあまりにも高すぎる。
従量課金ではないので、効果があろうがなかろうが費用は一緒だ。
ホットペッパー、タウンページなどは、費用の多くが紙代、印刷代等の物理的な経費で、
お店が負担するのはかなりきつい。
そんな感想を常に持っていたため、「BCチラシリンク」では、
当社システムBCPOSやTenpoVisorを使っていただいているお客様には月額を無料とした。
当社からすれば、広告宣伝費をもらうことが収益のビジネスモデルではない。
POSやASPサーバーを利用してもらうことがビジネスモデルだ。
だから、集客してお店が収益を上げ、店舗展開をしてもらいたいがためのサービスだ。
お店が利益を上げて、店舗を増やしていけるならば、当社としてもメリットがある。
ただ、POSシステムをすぐに入れ替えろというのは無理である。
なかには、POSまで必要なくレジでいいお店もあるであろう。
そのため当社システムを使ってないお店は、一店舗月額利用料¥1000と格安にした。
今使っているシステムが満了して、買い替えの時期に当社のBCPOS等を検討してもらえればいい。
そのときに、単なるPOSではなく、集客のできるプロモーション付きPOSと理解してもらえれば、
当社にとって、チラシリンクのような集客システムを無償で提供することには意義がある。
そして露出した効果が測定できるようにし、対費用効果が見えるようにした。
チラシといっても、折込チラシにこだわることは無い。
たとえば、店頭ポスターだってタイムセールスだって、
すべての情報はチラシとして配布が可能だ。
お客様に伝えたい内容を、ネットに書き込み公開する。
お客様はタイムリーな情報が常に閲覧できるし、
店舗ごと、商品ごとに情報を知ることが出来る。
家計簿として使っているお客様は、日々の買物情報、マイマップが登録されているため、
自分がいつも買っている商品の安売り情報があれば表示され、
自分の家から近い順にお店のチラシ情報が表示される。
お客様からすれば、自分にマッチした情報だけが表示されるため、
余計な情報に時間を使わず、必要な情報取りに専念できる。
また、自分が知らないお店の情報もアップされるため、
お店にとっては新規顧客の誘導ツールとして大きな効果が期待される。
少ない費用で効果がある広告をお店は望んでいる。
且つ、チラシはポイントや家計簿リンクに比べ、制約が少なく誰でも見れる。
露出が多い分だけ効果が見られるため、集客効果を50%とした。
チラシリンクで告知しお客様に常に新しい情報を届けて、
既存顧客以外の開拓を進めることが今の時期の最善方法だと考える。
このように、「ポイントリンク」「家計簿リンク」「チラシリンク」の三つの方法が、
現在私の頭の中で思いついたネットを使った集客方法だ。
今回、3つの方法をプレスに発表しすでに活動を始めている。
明日から開かれる展示会リテイルテック2009では、
「プロモーション付きPOS」としてこの3つの方法のプレビューを行う。
たくさんの人々に見ていただければ、そのよさは感じ取れると思っている。
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- [2009/03/02 12:22]
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