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パソコンPOSに至る経緯② 

パソコンPOS回想録②(1994年)

私がパソコンPOSセンターを作ろうと思った1994年当時、まだwindows95も出ていない時代なので、NECのパソコンPC98が全盛期の時代でもあり、DOSのシステムが主力を占めていた。

その当時、私は海外に旅行に行くのが好きで(今でも好きだが)よく出かけてた。

海外に行き買い物をすると、多くの店でパソコンをそのままレジ代わりに使っている。カウンターの上に乗っかってるのは大きなディスプレイであり、カウンターの下にはタワー型のパソコンが平気で置かれてた。そして店員はバーコードリーダとキーボードを叩いてレジ作業を行っていた。

その風景は今でも変わっていない。海外に行かれた人ならDFSなどにいくと、当たり前のようにキーボードとバーコードを読ませてレジ業務を行っている光景を目にするだろう。

やはり同じ1994年7月ニューヨークに行った時、サウスストリートシーポートの屋外のカフェでコーヒーを頼むと、ウエイターがキーボードを叩いていた。そこにあったレジもパソコンで、私が頼んだコーヒーは、キーボードの「C」、妻が頼んだ紅茶は「T」。

なんだ単純なことをやってるな、ってその時は笑って見てたのだが、後で考えてみると、それで十分ではないかと思った。

海外では形にこだわらず、その目的が果たせると十分で、日本だとなぜレジの形にこだわるのか?
パソコンだと数十万で出来てしまうのに、POS専用機だと100万近くかかってしまう。形にこだわらなければ、パソコンで十分じゃないか・・・

その当時、そろそろにオフコンがパソコンに変わろうとしてた時代で、ワープロもパソコンに変わりつつあった、であればいずれPOS専用機もパソコンに移り変わる時代が来るであろう。特にレジ専用機はとてつもなく高い・・・

いまでこそPOS専用機とパソコンPOSの価格は、数十万円までの差となったが、その当時POS専用機はパソコンの倍以上の価格差があった。

そして、POS専用機は4~5年に一度モデルチェンジされ、POS専用機の内蔵するソフトウェアは決してモデルチェンジした新機種に移植されることは無かった。そのためその当時作ったソフトウェアは、新機種が出るたびに作り直され、小売店では莫大な費用がかかっていた。

標準化されたパソコンならどうだろうか?パソコンはソフトウェアとハードウェアが分離されているため、パソコンがモデルチェンジされたとしても、ソフトウェアの継承を考えないことはありえない。5年経っても10年経ってもその継承が約束されていれば、ソフトウェアは永久に使える。

ただ問題は、そのパソコンにインストールするPOSアプリケーションがあまり存在せず、そしてその情報もあまりに少なかった。

パソコンPOSを普及させるには、高性能のPOSアプリケーションパッケージの必要性と、その情報の普及、そしてメンテナンスが不可欠であった。

そこにはちょうど、Windowsの誕生と、インターネットの普及が待ちかねていた。
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